日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

市議との行動、県政報告配布~野田政権への怒りの声どこでも

2012年06月30日 | 党活動

午前中の小林ひさ子市議との行動では、消費税増税法案の衆院強行可決に対し「不景気が続く中で、消費税増税は何もそんなに急ぐことじゃない」「(増税分を)福祉に回すといっていたのに、年金は削られるし、年寄いじめの政治はやめてもらいたい」「(原発再稼働について)政府は安全だ安全だと言うが、空約束じゃ困る。福島の事故はまだ終わってないよね」など、政府・民自公に厳しい意見が相次いで寄せられました。29日夕の首相官邸前行動も多くの人がニュースを見て知っていて「すごいね」と驚きの声があがっていました。

午後、私の「県政報告」と「市議団だより」を妻と一緒に近所に配りましたが、どこでも対話になりました。ある家ではサイクリングロードの脇の雑草が生い茂っているので、何とかしてほしいとの要望が出され、来週、土木事務所にかけあうことを約束。別の家では「暑い中、大変ね。頑張ってね」など激励をいただきました。そして、汗をかいた後のビールは格別でした(それほど飲んではいませんが…)。


TPP その反国民性と反民主主義性を学ぶ~7月8日学習会

2012年06月29日 | TPP

消費税増税や原発再稼働問題で、ちょっと影が薄くなった感のあるTPP問題。日本の農業をつぶし、国民の命と健康をおびやかし、大企業ばかりが肥え太り、庶民はますます追い込まれる。その内容も手続きも国民に明らかにしない、反国民性、反民主主義性という点で引けを取らないのがTPP問題です。

こうした問題点について、ぐんま住民と自治研究所代表理事の樋口和彦弁護士 が明らかにします。自治研特別講座「TPPでだれが笑い だれが泣くのか」は、7月8日(日)午後1時半から、高崎市総合福祉センター会議室4(末広町115-1)で開催されます。入場無料で、どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。詳しくは、ぐんま住民と自治研究所027-360-6019まで。


県議団学習会の記事が地元新聞に掲載

2012年06月28日 | 労働者・雇用

今日の上毛新聞に24日に開催された日本共産党県議団主催の「公務員バッシング反撃学習会」の記事が載りました。「野村さんは…(中略)…『維新の会は、仮想敵を演出するポピュリズムの手法で攻撃している』と批判。『住民は敵でなく同じ労働者。公務員の賃金が下がっても税負担は減らない』と指摘した」と、的確にまとめてくださいました。
「維新の会」を無批判に“よいしょする”傾向がマスコミの中にあるなかで、こうした取り組みを紹介していただいてうれしいです。感謝申し上げます。こうした時事問題の学習会を、県議団として今後も開いていきたいと思います。


塩川鉄也衆院議員、生方秀男群馬1区予定候補と街頭演説

2012年06月28日 | 党活動

塩川鉄也衆院議員が今日(28日)午前中、前橋市入りし、生方秀男群馬1区予定候補と3か所で、緊急の街頭演説をしました。私も同行しました。どこでも支部・後援会の人たちが出てくれ、消費税問題の「提言」を通行人らに配布、プラスターをかかげて元気よくアピールしました。
超多忙な国会日程をやりくりしてかけつけた塩川さんは、消費税増税・社会保障大改悪の法案を民自公3党の密室談合で、ろくな審議もせずに衆院を通過させたことを、党利党略で議会制民主主義を踏みにじるものだ厳しく批判。国民の多数が反対し、民主党の政権公約にも明確に違反する消費税増税を参院でなんとしても廃案に追い込みましょうと呼びかけました。


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消費税増税法案の衆院強行可決に怒りを込めて抗議する

2012年06月26日 | 消費税

本日(26日)、民主党、自民党、公明党の密室談合による消費税増税・社会保障大改悪法案が衆議院で強行採決されました。議会制民主主義を踏みにじり、国会の歴史に汚点を残すものであり、満身の怒りを込めて抗議します。
3党談合によって、結局、消費税増税という国民負担だけが残りました。「民主党内の何人が造反した」「処分は」「小沢氏の進退は」といったことが洪水のように報道されているが、そもそも新たな法案ともいうべき悪法をろくな審議もせずに強行した民自公の横暴こそ糾弾すべきではないのか。「可決」にそもそも正当性があるのかについてもっと突っ込んだ議論がされるべきではないかと思います。
いずれにせよ、参議院で徹底した審議を行い、不当性を明らかにしてなんとしても廃案に追い込まなければなりません。たたかいはこれからです。


放射線の健康への影響に関する有識者会議~「全く問題なし」にがく然

2012年06月25日 | 原発・放射能

25日夜に開催された第2回放射線の健康への影響に関する有識者会議を傍聴しました。第1回から約7か月ぶりで、今回から一般傍聴(定員10人)が認められ、マスコミ記者も大勢取材していました。県議は日本共産党の私と伊藤祐司さん、自民党の中村紀雄氏の3人だけ。委員には配られた資料が傍聴者にはなかったので、伊藤県議が事務局に言って余っていた2部をもらい、回覧しました。せっかく公開するのだから資料も配ってほしいものです。

最初に当局から、県内の空間放射線量・放射性物質の測定結果、福島県で実施している「県民健康管理調査」結果の概要について説明があった後、委員(議長の健康福祉部長を除き8人)からそれぞれ発言がありました。「福島の調査結果からみても群馬は全く問題ない」「より厳しい食品安全基準がとられており、県民の健康被害はない」「内部被ばくもほとんど影響ない」といった発言が相次ぎました。
中には「大沼のワカサギ釣りが自粛となっているが、釣好きには逆にストレスになっている」「放射能の検査をすること自体、健康な人にとっては精神的・物理的に迷惑な話で、検査を継続することは慎重に考えなければならない」との発言もあり、びっくりしました。

一方で、「食品の放射性物質濃度の測定はどこでやっているのかと聞かれる。そうした場所の一覧表を公表してほしい」などの要望や、「将来同じような原発事故が起きたときどうするかはよく考えておくべきだ」といった意見が出されました。
傍聴してみて、会議を原則公開したのはよかったが、同じメンバーでやるのだから最初から結論は見えていたということ。内部被ばくの問題などで異なった知見を持った専門家や市民の代表も委員に加えるべきだと(委員会では何度も質問してきたが)改めて思いました。

なお、今回の会議の議事録はホームページ上で公開予定です。


公務員バッシングに反撃「分断には連帯で」~党県議団が学習会

2012年06月24日 | 労働者・雇用

日本共産党県議団主催の公務員バッシング反撃学習会には、県・市職員や地方議員など50人余が参加しました。

自治労連の
野村幸裕中央執行委員長が約2時間にわたり講演しました。
公務労働者攻撃は古くからおこなわれ、公務労働者と民間労働者、公務労働者と住民との分断による支配とともに、誰が搾取者・支配者かを隠ぺいする役割を果たしてきたと指摘。
近年の新自由主義的「構造改革」の中での
①自己責任論⇒国や自治体のあり方の変質
②競争社会:規制緩和と低位競争の激化
③選択と集中⇒切り捨てられ放置される地域の発生
④公務公共サービスの市場化・民営化⇒医療も介護も保育も環境も金で買う
⑤つくられた財政危機
という特徴についてくわしく説明しました。

そして、大阪維新の会による公務員バッシングをどうみるかにふれ、閉塞状況の支配側からの打開=国民の怒りの回避としての「第3極」、民主主義の否定=「仮想敵を演出し、レッテルを貼り分断し、異なるものを抽象化・感情化の中で排除するというポピュリズム=ヒットラーの手法にある」と解明。民主主義・民主的公務労働者性を否定して、前近代的国家の権力の実行者へ変質させる意図に対しては、相手の土俵に乗らずに、具体的に冷静に理論的に反撃していくことが大切だと強調しました。

そのうえで、公務員攻撃を超えるために、“
分断には連帯で反撃する”―公務員賃金が下がっても民間賃金が上がるわけでもなく税金の負担も減らないこと、格差と貧困の解消にむけた対策(公契約条例・全国一律最低賃金・官製ワーキングプアの解消)こそ重要であるとのべました。

同時に、大阪・橋下改革プランへの批判が広がっているとして、「構造改革」の対抗軸は憲法であり、「投票で世の中が変わる」と訴えつづけ、議会での質問や公聴会・パブリックコメントへの参加、宣伝行動やデモ行進への参加、インターネットの活用などに大いに取り組もうと呼びかけました。

講師への質問も相次いで出され、有意義な学習会となりました。
公務員バッシングは「侮らず、しかし恐れるべからず」「分断には連帯で」という言葉が大変印象に残りました。実践していきたいと思います。

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怒りの国民大集会に2万4千人~悪政阻止へこぶし突き上げる

2012年06月23日 | 消費税

ストップ消費税大増税・社会保障大改悪・TPP参加 原発ゼロ、雇用拡大で景気回復・震災復興を 怒りの6.23国民大集会に参加してきました。群馬からは300人以上がバスや電車で参加。全体では2万4千人の参加者で熱気にあふれました。衆院群馬1~5区予定候補者も勢ぞろい。

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ステージでは、志位委員長はじめ、各団体・地域からの報告や決意表明。みなさん要求は切実です。

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パレードでは「脱原発だんべえ」のオリジナルうちわと鳴り物もって、群馬代表団の先頭で歩きました。

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シュプレヒコールで一番力が入ったのは「公約違反の野田政権は退陣せよ」のフレーズ。26日に強行しようとしている税と社会保障の一体改革関連法案は民自公の3党でどんどん変えられ、もはや「新法」といえるほど。これでろくな審議もせず採決するなど言語道断です。2万4千人が集まった力で、野田内閣を総辞職に追い込みましょう。

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それにしても、腕が日焼けしてヒリヒリ…あと筋肉痛も。“運動”はしているのだけれど、肉体的な運動が不足していることをいやというほど知らされました。でも、集会でツイッター仲間にも数人お会いできて、うれしかったです。全国は一つで頑張りましょう!

 


原発再稼働許すなと官邸前に4万5千人!この願いを現実のものに

2012年06月22日 | 原発・放射能

原発再稼働許すな!と22日、首相官邸前行動に4万5千人も集まったとはすごい!の一言。私は残念ながら行けませんでしたが、参加された全国のみなさん、本当にお疲れ様でした。
先週のは1万1千人で、おお!という感じでしたが、その数倍の規模に、鳥肌がたちました。報道ステーションも取り上げていましたが、他のテレビ局はどうだったのでしょうか(確認していませんが)。さすがに、マスコミも政治家も官僚も財界も御用学者も、この国民の声を無視はできないでしょう。この願いを現実のものにするたたかいをさらに、大きく!

私は明日23日、6.23国民大集会(明治公園)に前橋の仲間たちと参加します。消費税増税ストップ、社会保障の大改悪を許さない声を大きくあげてきます。ご一緒に、頑張りましょう!


「ハンセン病パネル展示会」県庁で開催中

2012年06月21日 | ハンセン病

県庁1階県民ホールで開催中のハンセン病パネル展示会に行ってきました。展示会は、ハンセン病を正しく理解し、偏見や差別をなくそうと県保健予防課が企画したもので、今年で4回目。資料提供は、人権教育啓発推進センターと国立ハンセン病資料館。
私も以前訪問したことのある韓国ソロクト療養所の監禁室や手術台、草津栗生楽泉園の配食作業やプロミン注射の様子、全国にあるハンセン病療養所の歴史についての写真など約60点が展示されています。生前、交流のあった元ハンセン病患者の浅井あいさんや中原弘さんの元気だったころのお姿を拝見し、思わず目頭が熱くなりました。
ハンセン病問題を通じて人権について学び、考えることを目的としたDVDの上映も行っています。22日(金)まで。午前9時から午後5時。