阿久沢成実榛東村長が陸上自衛隊12旅団相馬原演習場へのオスプレイ受け入れを表明したことに対して、日本共産党群馬県委員会として強く抗議し、撤回を求める要請を10日に行いました。
「産経」の報道によると、阿久沢村長はオスプレイについて「画期的な輸送機」「国防上や災害派遣活動の観点からも優れている」などと最大級に持ち上げ、危険性が他の航空機に比べて特段高いわけではないと断言しています。
要請では、オスプレイは墜落死亡事故をおこしている欠陥機であり、その飛行訓練は榛東村民だけでなく、飛行ルート下の多くの県民の命と安全にかかわる大問題だと強調し、受け入れは認められないと、撤回を求めました。
村は「積極的な受け入れ容認ではない」と釈明。オスプレイ配備に「理解を示す」とした村議会決議(6月19日)以後、30数件の抗議や問い合わせが村にあったことも明らかにしました。
周辺自治体との最低限の調整もせず、「交付金」目当てにオスプレイの積極誘致を表明するなど言語道断です。「オスプレイ配備許すな」「オスプレイはアメリカに帰れ」の県民的な運動が求められています。
「しんぶん赤旗」2014.7.11付参照