日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

前橋駅前で熊本地震の被災者支援募金活動に参加しました 救命・救援に全力、川内原発は即停止を

2016年04月17日 | 被災者支援
14日夜からの九州地方の地震で41人が死亡、多数の負傷者を生んでいます。今も大きな余震が続いています。
20万人にのぼる避難者。停電や断水。新幹線も高速道路もとまってしまいました。
避難所に入りきれずに屋外や車中で眠れない夜を過ごされていることに本当に心が痛みます。
一刻も早い救命・救援、被災者支援が求められています。食料や水など必要な物資が早く、被災者のもとに届くよう切に願います。

15日夕方、原発をなくす前橋連絡会の定例の駅前宣伝(マエキン)の際に、緊急に支援募金を集めました。
最初にカンパしてくれたのは幼い孫を2人連れた男性でした。また別の男性は「いつもごくろうさまです。頑張ってください」と言ってカンパしてくれました。

今回の地震は断層上で大きな被害が出たと報じられています。鹿児島県の九州電力川内原発はただちに停止をすべきです。福島第一電発事故を経験した今、もはや「想定外」では済まされません。人命優先で可能な限りの対策をとるべきです。



2016.4.15 マエキンで熊本地震の募金を呼びかけました

震源域が拡大 活断層多く複雑な様相

九州地方地震 政府に緊急申し入れ

熊本地震被災者救援・支援のための募金のお願い


突風被害対策で県に独自の支援策を求める 党地方議員と、はぎわら候補

2015年06月17日 | 被災者支援
 きょうは大沢正明知事あてに、15日発生の突風・降ひょう被害の対策に関する緊急申し入れを行いました。党県議団と伊勢崎、前橋両市議団、はぎわら貞夫知事予定候補が、県危機管理室、農政部と懇談しました。
申し入れは
①昨年の大雪被害への補償(国県市町村で9割)と同程度の補償を行うこと。
取り片づけ費用について、全額助成すること。自治体独自の補助に対して県として上乗せ補助をすること。
②大雪被害にあったビニールハウス再建への自己負担分(1割)について特段の配慮をすること。
③農作物と農業施設の被害救済のため、農業共済など既存の制度では救済の対象にならないものについても何らかの救済措置を講じること。
④竜巻・突風対策として、学校、幼稚園、保育所、特養ホームなど教育・福祉施設や医療機関などの窓を強化ガラスにしたり、飛散防止フィルムを貼ったりするなどの対策を講ずること。
の4項目。
 私は、伊勢崎市内の被害調査で、昨年の大雪被害から再建したばかりで今回被害を受けた農家の「昨年のような補償がなければもうやめるしかない」との切実な声を紹介しながら、「きめ細かい支援をお願いしたい」と訴えました。
 伊勢崎、前橋両市議団から、住宅や農業用ハウス、農作物への被害状況が出されたほか、農業共済だけでは施設改修が追いつかないことや、営農を継続することに不安を抱えているなどの実態を示して早急な支援策を求めました。
 県は、「被災者に寄り添える形で支援体制を組みたい」とのべました。
 はぎわら氏は、被害を受けた住民に対して「支援策の見通しを早急に伝えてほしい」と要請。異常気象時の情報提供や人的被害を最小限に留める対策が必要だと述べました。



豪雪で県に緊急要請~除雪、被害補償、要援護者支援

2014年02月18日 | 被災者支援

2月14日から15日にかけて群馬県などを襲った記録的な豪雪(前橋の積雪73㎝)が各地に大きな爪痕を残しました。18日11時現在で、県内の死者8人、負傷者57人、全壊1棟、半壊1棟、一部損壊19棟などとなっています。
 日本共産党群馬県委員会と県議団は18日、豪雪に関する緊急被害対策を大澤正明知事に申し入れました。
 要請では▽除雪の進んでいないすべての道路の除雪の促進。特にバス路線については優先的に除雪作業を急ぐこと▽歩道や自転車道、とりわけ通学路の安全対策▽駐車場や住宅への被害対策に対する補助▽ビニールハウス倒壊など農業用施設や農作物被害への補償▽孤立集落や病院、介護施設等の医薬品や食糧の状況調査と確保対策▽要援護者の安否確認を含む災害弱者対策を講ずること―などを申し入れました。
 太田市が1億円の補正予算を組み、被災した市民が居住する住宅や付帯施設を修理する10万円以上の工事に対して、30%の補助(上限15万円)を実施することを取り上げ、全県的に実施できるよう県としての補助を検討してほしいと強く求めました。 
 前橋市は災害援助協定を結んでいる新潟県柏崎市に除雪車の応援を要請し、18日から除雪作業を開始しました。県としても災害援助協定を活用して除雪等の支援を要請するよう求めました。

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お餅とみかん届ける~県議団が福島県の仮設住宅に

2013年12月31日 | 被災者支援

昨日30日、党群馬県議団として福島県いわき市の仮設住宅約200世帯にお餅とみかんを届けてきました。(なんと今朝の「しんぶん赤旗」1面に掲載されました)
毎議会ごとに支給される費用弁償を積み立て、東日本大震災の被災者支援にあててきましたが、今回は原発をなくす前橋連絡会と協力して、楢葉町からの避難者が暮らす仮設住宅に届けることになりました。(お餅は西毛農民連に頼みました)

 

 
元福島県議の伊東達也さん(原発問題住民運動全国連絡会筆頭代表委員)や長谷部淳福島県議、渡辺博之いわき市議も年末の忙しい中、駆けつけてくれました。現地といろいろ連絡を取って、下見までしてくれた丹治さん夫妻には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
お餅などが入った袋を「よいお年をお迎えください」と言って渡すと、「遠くからありがとうございます」とみなさん笑顔で受け取ってくれました。お正月を少しでも温かい気持ちで迎えていただければうれしいです。
それにしても、原発事故から3年近くたとうとしているのに、いまだに多くの方が仮設での暮らしを余儀なくされていることに胸が痛みます。それなのに、東電や政府は賠償打ち切りや、原発再稼働、海外輸出まで狙っている…怒りでいっぱいです。原発をなくす運動とともに、「フクシマを忘れない」を合言葉に、被災者・避難者の支援活動を引き続き行っていきたい。  

 

 

2013年がまもなく幕を閉じようとしています。日本共産党はこの夏の参議院選挙で3から8議席(非改選と合わせ11議席)へと大躍進することができました。この1年で最もうれしかった、元気の出る出来事でした。

 

ところが、安倍政権の暴走につぐ暴走。本当にひどい。秘密保護法の強行採決、消費税大増税と一体の社会保障切り捨て、米軍の沖縄新基地建設押しつけなど、国民無視の政治は目に余ります。靖国神社への参拝など国際的にも孤立の道を突き進もうとしている。「新たな戦前か」と背筋が寒くなるばかり。こんな暴走、悪政を絶対許すわけにはいきません。
県議会議員になって3年目。議会活動を中心に、県民の要求実現や生活相談活動、さまざまな住民運動に取り組んできましたが、とにもかくにも走り続けてきたというのが実感です。自分の力不足を痛感しつつ、反省すべきことは反省し、前に向かって着実に進んでいきたいと思います。


福島に支援物資~原発をなくす前橋連絡会などバス2台で

2013年04月15日 | 被災者支援

4月13日、「原発をなくす前橋連絡会」として、被災地・福島の視察と仮設住宅支援を実施し、お米などの物資を届けてきました。「放射能から子どもたちを守る高崎の会」や県内外からあわせて79人が参加しました。この日にむけて、米一握り・ワンコイン募金を呼びかけ、40万円以上が寄せられました。
現地では、元福島県議の伊東達也さん(原発問題住民運動筆頭代表委員)が案内してくれました。道中、あちこちで汚染土壌などを詰めたフレコンバッグが山積みに。参加者から「汚染土壌の処理はこれからどうするのか」「民家の除染はすすんでいるのか」などの質問が出され、伊東さんがていねいに答えていました。
原発事故のためにいまだに15万人が不自由な避難生活を余儀なくされています。関連死や仮設での孤独死も増えています。しかし、政府は一方的に「事故収束」宣言をし、帰還困難地域を緩和し、「戻れるのに戻らないのはあなたたち(被災者)の勝手」と言わんばかりに、避難者への損害賠償を打ち切ろうとしています。戻れと言ってもスーパーもなければ病院もありません。仕事もありません。なんと冷たい仕打ちでしょうか。
富岡町はつい最近、一般の立ち入りが可能となりました。富岡駅の駅舎は津波で流され、船や自動車も横転したまま。もちろん列車は走っていません。家々は津波で大きく破壊されたまま、バールのようなものでこじ開けられた自動販売機も放置されていました。2年前から時間が止まったかのよう。まさに無人の街。見捨てられた街の惨状に胸がつぶれる思いでした。
第一原発に近づくにつれ、放射線測定器の数値がどんどんあがり、バスの中で2マイクロシーベルト以上も。満開の桜並木を通り、道の駅よつくら港で、おだやかな海を見ながら昼食をとりました。四倉鬼越の仮設住宅では、畑中大子・広野党町議やサポートセンターの人たちが出迎えてくれました。2~3人のグループに分かれて、約300戸(工業団地仮設住宅含む)を訪問。「群馬から来ました。何かお困りのことはありませんか」と声をかけながら、米2㎏、葉物、ごぼう、卵などの支援物資を手渡しました。留守宅も結構ありましたが、私が訪れた85歳の女性は「弟が群馬に住んでいる。遠くからわざわざすみません。本当にありがとうございます」と何度もお礼を言われました。
原発労働者の過酷な実態について、渡辺博之いわき市議は、下請けの多重構造の中で危険手当のピンハネが横行、高い放射線量のため使い捨てにされていると告発しました。
帰りのバスの中で参加者は「だれもいない町を見て衝撃を受けた。私たちにできる支援を続けていきたい」「きょう見聞きしたことを、同世代の人たちと共有したい」などの感想が出されました。
私も、復興とは程遠い現状を目の当たりにして、政治の責任(原発事故は明らかな人災!)がきわめて重大であることとあわせて、一人ひとりが福島のことを決して忘れない、つながっていくことの大切さを実感しました。またぜひ募金を集めて福島に出かけたいと思います。

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県議団が支援物資届ける~福島県いわき市の仮設住宅へ

2012年12月30日 | 被災者支援

昨日29日、日本共産党群馬県議団として福島県いわき市の仮設住宅避難者へ支援物資を届けた様子が今日の「しんぶん赤旗」1面に大きく載りました。私は高崎市の農民連事務所で米やネギをトラックに積み込むのを手伝いました(仕事で一緒に行けなくて残念でした…)
県議団はこの間、費用弁償(議会開会中に出席すると1日当たり5400円~支給される)を被災地の県庁や村役場に義援金として届けてきました。しかし、「行政にカンパするのもいいが、被災者までちゃんと届いていないのでは」というアドバイスをいただき、今回から被災者にとって一番必要とし喜ばれるものを、ということで、群馬のお米と野菜を農民連から仕入れて、直接もっていくことにしました。「赤旗」報道にもありますが、米は2㎏の袋に小分けし、合計900㎏。ネギは270㎏。あと白菜などです。
本当にささやかな支援ですが、被災者が新年を迎える一助になれたら幸いです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-30/2012123001_02_1.html

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