2022年もお世話になりました。
2023年もご支援をよろしくお願いいたします。
【2022年ふりかえり 私のニュース “トップ10”】
★第10位
映画『わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯―』鑑賞
この映画は、昭和初期のまさに戦争前夜の時代、権力に抗って反戦平和のために文字通り命をかけた〝おとめ〟の物語。
特高による拷問のシーンはさすがに目を覆いたくなりましたが、同志と連帯し、夫の変節に耐えながらも、不屈にたたかい、24歳の生涯を閉じた千代子。
戦争の足音がヒタヒタと忍び寄ってきている今、こうした暗黒の時代を繰り返してはならないと決意を新たにしています。
★第9位
東京電力福島第1原発事故訴訟で最高裁が不当判決、政府は原発回帰へ
「最高裁に裏切られた...」判決を聞いた第一印象です。
防潮堤など対策をとっても今回の事故は避けられなかったと、国の責任を認めませんでした。
「憲法の番人」という司法の責任を自ら放棄した無責任な判決に、怒り心頭。
原発賠償裁判は、全国でまだまだ続きます。
一方で政府は、原発の再稼働だけでなく新増設や60年超の老朽原発の運転を認めるという原発回帰を強めています。
これまでの方針を国会にもはからず、国民的議論もないまま投げ捨てるもので、絶対に許せません。
原発ゼロへ向けた、たたかいも強めていかなければ!
こうした中、福島原発避難者訴訟原告団長の早川篤雄さんが12月29日、ご逝去されました。
原発反対運動の牽引車役を果たされてきた方を失い、残念でなりません。
★第8位
民主文学会の準会員に
4月に開かれた前橋革新懇の総会&記念講演で、民主主義文学会の能島龍三氏が講演しました。
能島さんは「旧日本軍の侵略戦争がいまだに総括されていない。日本は今、戦争か平和かの岐路に立っている」と強調。
戦争と破壊の対極にある和解と連帯のための文学の役割について語りました。
講演をきっかけに、群馬県でも民主文学会の支部が再建、私も入会することになりました。
能島さん夫妻も東京からかけつけ、毎月、合評会も開かれています。
☆番外編
2022年も忙しかったですが、なんとか読書の時間は確保し、雑誌等除く文庫・新書・単行本の読了は41冊に。
目標の100冊には遠く及びませんでした。
4月に読んだ『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著)は、ウクライナ情勢を受けて、怖いほどのリアルさを感じました。
★第7位
参院選(7月)二重の大逆流に抗して健闘
日本共産党は参院選東京選挙区で山添拓さんが激戦を勝ち抜きましたが、比例代表選挙で改選5議席から3議席に後退するなど、大変悔しい結果となりました。
中央委員会は、野党共闘と日本共産党への攻撃が総選挙後さらに強まったことにくわえて、2月にロシア・プーチン政権が開始したウクライナ侵略を契機とした大逆流が加わったと分析。
しかし、単純な後退とみるのでなく、『二重の大逆流』によって、総選挙の到達点よりもさらに大きく押し込まれた地点から、全党の大奮闘によって押し返す過程での一断面ととらえるべきと総括しました。
野党共闘の難しさも露呈した選挙でした。
群馬選挙区では、日本共産党公認の高橋たもつさんが大奮闘しました。
気温が40度にも達する酷暑の中、SNSなどを通じて申し込んだ選挙ボランティアさんが大活躍。
希望を感じる選挙でもありました。
★第6位
安倍元首相銃撃・死亡、「国葬」強行
安倍晋三元首相が参院選最終盤の7月8日、街頭演説中に銃撃され、死亡しました。
私も「治安のいい日本でこんなことが起こるなんて」と戦慄を覚えました。
日本共産党は暴挙を糾弾するとともに、平等原則に反し個人を特別扱いし、弔意と敬意を強制する憲法違反の「国葬」の強行に強く抗議しました。
「国葬」には山本知事も星名議長も、議会日程をわざわざ変更して(共産党は反対)参列しました。
各地で抗議集会やデモ行進が行われました。
「国葬」は、まさに故人の政治利用以外の何物でもありません。
★第5位
統一協会と自民党との関係ズブズブ
銃撃事件の容疑者の母親が統一協会の信者だったことで、安倍氏や自民党政治家と統一協会との深い癒着関係が次々と明らかになりました。
群馬でも、国会議員や県議会議員の名前が取り沙汰されています。
集団結婚や高額献金、霊感商法など反社会的なカルト集団であり、政治家が関係を持つこと自体、言語道断です。
癒着の徹底究明と被害者救済はもとより、宗教法人としての解散が求められています。
★第4位
敵基地攻撃能力を盛り込んだ「安保3文書」を閣議決定
臨時国会が閉じた途端に、岸田内閣は「国家安全保障戦略」を閣議決定しました。
「専守防衛」の方針をかなぐり捨て、日本が攻撃されていなくても、集団的自衛権の行使として、日米共同で敵基地を攻撃できるとしています。
まさに憲法で禁止している「先制攻撃」そのものではないでしょうか。
長距離巡航ミサイル・トマホークの大量購入も計画されています。
憲法を破壊し、平和を破壊し、暮らしを押しつぶす「軍事国家」づくりは許せません。
★第3位
コロナ〝第8波〟死者数急増
丸3年が経とうとしているのに、新型コロナウイルスの感染がとまりません。
群馬も一日あたりの感染者数で過去最多を記録。
全国で死者数は累計で5万7千人を超えました。
医療や介護などケアの現場がひっ迫する中で、政府は発熱外来の受診対象を高齢者や妊婦などに絞る方針を策定。
経済優先で行動制限や入国制限を緩和しています。
共産党県議団は「救える命を救うこと」を最優先に万全な対策を求めてきました。
★第2位
物価高が暮らしを直撃
ロシアのウクライナ侵略や「アベノミクス」という間違った経済政策の下で異常な円安が作り出され、食料品や燃料費などが軒並み値上げ。
消費者物価指数は40年ぶりの伸び率となりました。
日本共産党は、
①大企業の内部留保を活用した労働者の賃上げ・中小業者支援
②消費税の緊急減税と社会保障・教育費の負担軽減
③食料・エネルギー自給率向上
などを提案しています。
私も昨年11月の一般質問で男女賃金格差の解消へ具体的提案を行ってきました。
物価高騰に対し、無為・無策・逆行の岸田政権には、退陣してもらうしかありません。
★第1位
ロシアのウクライナ侵略
まさかまさか、この21世紀という時代に他国を侵略するとは…。
しかも10カ月以上も続いているとは…。
しかし、これがまぎれもない現実です。
原発も一触即発の危険にさらされています。
ロシア・プーチン大統領の蛮行=戦争犯罪を厳しく非難します。
ロシアは、無法な戦争をただちにやめ、ウクライナから完全撤退すべきです。
群馬県議会でも、ロシアの武力侵攻を非難する決議が全会一致で採択されました。
侵略は、世界的な食糧価格・燃料価格の高騰をもたらしています。
そして、それを口実に岸田政権は大軍拡をねらっています。
暮らしも平和も憲法も破壊する軍拡は許せません。
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