チラシの裏

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selector spread WIXOSS

2015年01月21日 19時56分04秒 | アニメ全般
前期(selector infected WIXOSS)の第1話だけ見て、続きを放置していた。

ようやく全部見終わった。


当初の予想どおり、まどマギみたいな作風だった。

キャラクターはかわいい女の子ばかりで、ほんわかした印象なのに不穏な空気がだだ漏れという・・・。

トレーディングカードゲームの販促アニメであることを諦めているかのような、ダークで緊迫した雰囲気だった。


シリーズ構成と脚本はマリーこと岡田麿里。

数々の名言を生み出した「あきらっきー」というキャラクターは、どう考えてもマリー脚本の産物だろう。

最初から最後までこんな脚本を書けるのは、良い意味で狂っている。


真実が明かされる度に、予想がつかない衝撃的なシナリオ展開に驚かされた。

この辺の設定はまどマギのパクリかと思ってしまうが、さすがマリー。

視聴者を楽しませる要素はまどマギ以上に分かり易い。

第1期は見事に視聴者をWIXOSSワールドに引き込んだ。


しかし第2期にて失速。

広げた風呂敷を畳み切れないほどネタが豊富すぎたようだ。

尺の都合上、描き切れない要素はばっさり捨て、最後は綺麗で美しい部分を前面に押し出すという割り切った脚本。

これは伏線じゃねーのかよ等疑問が残る結末だったが、全てを許せるほどの綺麗なハッピーエンドに持って行けるその手腕がすごい。

「ご都合主義」というのも褒め言葉になってしまうほど、登場人物たちもそれを見ている視聴者たちも、この結果に納得させられてしまった。

全ては「ご都合主義」に持って行くための脚本だったのだと。

終わり良ければ全て良しと言わせられるのも、それはやはり脚本家の技量だよね。


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