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バッカーノ!

2019年02月04日 23時51分45秒 | 2006~2015年の名作アニメ
もっと評価されるべき傑作アニメを、極力ネタバレ無しで紹介します。





バッカーノ!
原作:成田良悟
アニメーション製作:ブレインズ・ベース
放送期間:2007年7月~2007年11月
話数:全13話+番外編3話





原作の概要(Wikiより抜粋)

タイトルの「バッカーノ」とは、イタリア語で「馬鹿騒ぎ」を意味する言葉。

多数の登場人物が織り成すスリリングながらもにぎやかな群像劇であり、シリーズを通して固定された主人公は存在しない。

登場人物が90人以上にのぼることも特徴。

錬金術師達が作り出した不死の酒を巡って起こった、不死者と人間の物語となっている。


最初の作品は1930年、二作目は1931年と、ひとつの話につきひとつの年で物語がつづられている。

ただし上下巻や同時進行の物語もあり、必ずしも一冊で一話となっているわけではない。

最初に発表された作品は禁酒法時代のアメリカを舞台とした話であるが、

続編には2000年代を舞台にした現代編、1700年代を舞台にした過去編もある。





ジャンル(ネタバレなし)

群像劇

超能力・バトルアクション

ギャング・バイオレンス





見所・特徴

オープニング映像

登場キャラが多い群像劇

時系列シャッフルによる伏線

最後まで見ると全部理解できる

2周推奨





注意点・解説

上記のとおり特定の主人公が設定されていない群像劇であり、複数の登場キャラのエピソードが描かれる。

ただし、複数のキャラから見た視点で描かれるエピソードを時系列バラバラにしてあるという非常に難解な構成だ。

逆にそれが伏線として上手く機能している。

初見だと何が起きているかすら理解できない話ばかりだが、最後まで見ると分かるようになっている。

13話まで見終わるとそのまま第1話から見始めてしまうくらい構成の見事さに感動する。


殺人などの暴力描写がグロいので注意。


あと、原作エピソードの一部を切り取ってアニメ化している為、完結しているわけではない。

とは言え、アニメ作品としてきっちりまとまっているので安心して視聴できる。





おすすめ度:★★★★☆

暴力描写がもう少しマイルドだったら★★★★★





バッカーノ!