チラシの裏

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シュタインズゲート 第20話、第21話

2011年08月27日 02時10分36秒 | ゲーム:アニメ:科学ADVシリーズ
第20話は、原作で最も衝撃的だったFBの正体が分かる話。

アニメのシナリオは若干改変されており、FBとの例のシーンは家の外で行われている。

なぜわざわざ場所を移したのか、場所を移すようなシナリオに変更したのか、

それはすぐ分かった。

綯のシナリオが全カットだった。

確かに、家の中で行われていたら原作と同じように綯が狂気の道を歩むことになるだろうが

外で行われていたら綯は詳細を知ることがなく、原作ほど不幸にはならなかったかもしれない。

改変シナリオとしては、上手く考えてまとめられている良シナリオ。



第21話は、原作再現がかなり丁寧。

原作の最終章は、岡部と紅莉栖のシナリオと言える。

この2人をメインに据えているので、ダルやまゆりの出番はほとんど無い。

ギャルゲーで言えば「紅莉栖ルート」なので、こうなってしまうのは仕方ないのだが

恋愛要素は抜きにして、まゆりの幸せこそが岡部の目的であったように、

「シュタインズゲート」という作品の終着点も「まゆりの幸せ」を重点的に描いて欲しかった。

アニメでも、おそらく原作と同じシナリオになると思うが

同じシナリオになるとしたら、今回の第21話が、岡部とまゆりのシナリオとしては最も核心に迫る部分なので

今回のようにやたら丁寧にアニメ化してくれたスタッフにはグッジョブと言わざるを得ない。



まゆりプッシュな文章で申し訳ないが、俺と同じ考え方の人も少なくないと思う。

まゆりの幸せを願っているが、明白な恋愛要素はNG。

原作まゆりENDみたいなのはネタにしかならない。

「比翼恋理のだーりん」は、手を出さなくてもいいかな。

みたいな考え。

俺だけじゃないと思うんだけどな。



まだ21話だが、アニメも良く出来ていると思う。

時間が無いけど興味があるという人は、アニメだけ見るのも全然ありだと思う。

まだ完結していないから評価が変わるかもしれんが。

俺の予想では、原作とアニメを比較して優劣を付けられるような出来の作品にはならないと思う。

ゲーヲタなら原作、アニヲタならアニメ。

好みで選べるレベルの出来だろう。

よほど時間があれば両方楽しめばいい。

原作経験者が一つ言える確実なことは、最終章のあのシーンで「スカイクラッドの観測者」が流れたらBDを全巻買いますってことだ。