チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

アニメうみねこ速報 EP3スタート

2009年09月16日 21時56分03秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
前回紹介された新キャラすらまだ登場していないのにw

またまた新キャラのキャストが決定!


シエスタ410 : 喜多村英梨

シエスタ45 : 水野麻梨子

右代宮縁寿 : 佐藤利奈



さらにOPカットがEP3に合わせて追加になるとのこと!

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50885608.html


うおおおおおおおおおおおおエヴァ様かっけええええええええ!!!!!!

ワルギリアこえーwwwwwwこういうキャラだっけ?^^;


アニメ版うみねこも盛り上がって参りました!!!

原作でもEP3から評価が確立されていたし、人気が出るといいな。

ちなみに、同人板の原作スレは、スレ数がついにひぐらしスレを超えた。

アニメの人気ももっと加速してほしいものだ。

原作スレの伸びに嫉妬。

これは超えちゃうかもね。音速ッ!!!

うみねこEP5 その1

2009年09月16日 18時55分19秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
そういえば、うみねこの考察が止まってしまっていましたね。

一応、全EPを2回読破しているので、どのEPでも考察を書けるのですが

EP3は謎が少ない(と思う)ので、後回しでも良いかと考えています。

順当にEP4を書こうかと思いましたが、今回はあえてEP5を書きます。


EP5の感想で微妙な評価をしていたのですが、ある2つの点に注目しながらEP5を改めて読み直すと、

評価がかなり変わりました。

EP5は難度が低く、単純明快に熱いエピソード。

全体的な評価はEP3に似ていると思いました。


注目した1つは、「上位世界が物語の核となること」です。

下位世界の活躍を期待していると肩透かしをくらいますが、上位世界はとても良く描かれています。

熱さについてだけなら、全EP中最高の盛り上がりと言っていいでしょう。

もう1つは、「叙述トリック」です。

今回、新たに提示された大きな謎は「手紙とノックのアリバイ」と「殺人事件のアリバイ」です。

初めて読んだときは、難しく考えていて見当も付かなかったのですが

EP5の終盤で、戦人の視点に叙述トリックが使われていたことが判明し、

ヱリカの攻勢がどんでん返しされるというオチになりましたよね。

そこで、2回目に読むときは、ヱリカが観測したことだけが事実という認識で、

戦人の視点を疑いながら読むことに注意しました。

すると、一つの仮説が真実味を帯びてきます。

「特定の誰かを騙すための狂言」説。

では、考察を開始しましょう。



見出し
原文
赤字
考察



手紙とノックの謎

その時、コンコン・・・、・・・と控えめなノックが聞こえた。
使用人たちは誰だって、そんな風にノックするのだから、誰も違和感は覚えはしない。
しかし紗音と嘉音は、きょとんとした顔をして振り返る。
・・・今日の使用人は、自分たちと源次と、熊沢と郷田。
郷田はゲストハウスの深夜勤。
熊沢はゲストハウスの控え室で就寝している。
自分たちはここにいて、・・・あとは源次しかいないのだが、
・・・源次がこんなノックの仕方をしないことを、彼らはよく知っていた・・・。
留弗夫「・・・誰だ?開いてるぜ。勝手に入れよ。」
留弗夫も、そのノックに心当たりがなかった。
誰だ?という彼の言葉で、誰もがそんなノックをする人物に心当たりがないことに気付く・・・。
するともう一度だけ、コンコン、と同じノックが繰り返された。
・・・ひょっとして、両手が塞がってるから、開けてくれ、・・・とでも言うのか・・・?
少しおかしな空気が流れる中、ホールから、大時計の音が聞こえてくる。
それは、10月4日の終わりと、10月5日の始まりを教えるものだった・・・。



赤き真実は下記以外にも複数存在するが、内容が被っているものは割愛した。

親族会議以前に、ヱリカ、譲治、朱志香、真里亞、南條、郷田、熊沢は、屋敷より退出し、ゲストハウスへ移動したものなり。
残りは、蔵臼、夏妃、源次の3人のみが2階廊下におり、それ以外の全員は食堂におりしこと、申し上げ奉る。


屋敷内の誰一人、手紙を廊下に置いた者はいない。それは直接的、間接的、意図的、偶発的、無意識的、全ての概念でよ。
屋敷以外の全員は、親族会議開始後、屋敷内にて何を行なうことも不可能なり。


蔵臼、夏妃、源次の3人に加え、食堂の全員もまた、ノックしていないこと、申し上げる。
このノックとは、ノック音を生み出す、直接的、間接的、意図的、無意識的、偶発的な全てを含めるものなり。
全ての人物は、ノック音を誤認することはない。
あの扉を直接叩く以外のあらゆる音を、ノックと誤解することは絶対にありないということ!!



ハウダニット。

赤き真実は、ヒントではなく、そのまま答えなのではないだろうか。

廊下に手紙を置ける者は誰も居ない。

手で扉をノックできる者は誰も居ない。

つまり、「ノックがあって手紙が置かれていた」というのは虚言である。

そのような薄っぺらい嘘はすぐ見破られそうなものだが、あの場には大勢の人間が居た。

あの場の全員が共謀したとすると、薄っぺらい嘘も真実にまで昇華されてしまうレベル。

あの場に居た戦人は、探偵役ではなく、一人の観測者に過ぎないということを利用した叙述トリック。

夏妃を対象にしているのか、蔵臼を対象にしているのか、二人ともなのかはまだ分からないが、

絵羽、秀吉、留弗夫、霧江、楼座、戦人、紗音、嘉音が全員で共謀し、対象を騙すために狂言をした。


フーダニット。

当主の指輪が本物だとすると、金蔵の死を知っている者が首謀者だと思われる。

あの場に居た者だけで話すなら、容疑者は紗音と嘉音。(源次が指示していることも疑える。)

次点で、金蔵の死を疑っている親族を容疑者とするならば

霧江あたりが金蔵の死を看破し、紗音や嘉音を従えて当主の指輪を入手したのかもしれない。


ホワイダニット。

紗音と嘉音が首謀者で、悪意が無い場合。

金蔵の死を隠し続けることに疑問を生じ、親族に真相を明かし、

夏妃(と蔵臼)が自ら罪を自白するよう促す計画を相談したかった。

当主の指輪を持って来たのは、親族に金蔵の死を明かすときの証拠にするため。

わざわざ当主の指輪を盗み取って来るより、金蔵の遺体を見せたほうが早い気がするが

紗音と嘉音は、遺体がどこに隠されているかを知らない可能性が高い。

当主の指輪は、夏妃か蔵臼が自身の部屋に保管していたのだろうか。


紗音と嘉音が首謀者で、悪意がある場合。

金蔵の死を隠し続けることに疑問を生じ、親族に真相を明かし、

夏妃(と蔵臼)に罪を認めさせる計画を持ち掛けた。

当主の指輪を持って来たのは、「遺産を継ぐのは長男一家ではない」ということを思い知らせるため。


霧江(もしくは他の親族)が首謀者の場合。

夏妃(と蔵臼)に金蔵の死を認めさせるだけでは済まさない。

今までのエピソードで散々やってきたように、脅迫して金を得ようとするだろう。

当主の指輪は、脅迫の材料に使える。



次回に続きます。

次回は、殺人事件の謎です。