*地下神殿見学会は、2011年8月15日。応募の締め切りは7月1日。問合わせは、048-747-0281(朝日新聞朝刊2011年6月24日付記事)
自分の住んでいる町に、観光スポットなんてない、観光資源、そりゃなんだ、と日々、遠くの観光地に旅したい思いながら暮らしています。
でも新聞にわが町・春日部市旧庄和町が載ったりします。たぶん近くに住んでいる記者さんの余技なのでしょう。
*左;日経マガジン(日本経済新聞第2部)2011年6月19日号。右;<かすかべウォーク>春日部市役所職員が制作したガイドブック。
*トップの写真は<江戸川沿いの春日部の田園風景、ゆったり日が暮れていく>。春日部の観光地紹介には、ほど遠い日常の風景です。<「しんちゃん」育む田園>と。どういう意味でしょう、そんな風に言われたくない。第一、それは違います。クレヨンしんちゃんの街と春日部市が売り出していますが、旧庄和町は、マンガには不良少女?紅サソリ隊の町として登場します。
それでも昨年一年間に170回もの取材を受けた<観光スポット>があります。春日部市でもっともメディア登場の多い観光エリアです。
*首都圏外郭放水路の調圧水槽です。大雨の時に、近隣から水をいったん集める施設です。だから雨の季節でない時には、巨大な空間があって地下神殿のように見えるのです
水のたまっていない季節には、事前予約すれば、いつでも入ることができますが、平日限定です。
土日でないと行けない子どもたちのために、夏休みに親子見学会があります。同じ町に住みながら、全国紙・朝日新聞の記事で知りました。かくほどさように、町に住む人にも入ったことのない人はもちろん、あのでかい建物がなにかも知らない人が少なくありません。
それでは、わが町旧庄和町夏休み観光ガイドです。
*地下神殿の上は広場です。でかい建物は龍Q館。
地下神殿は、江戸川堤防のそばにあります。南桜井駅(東武野田線)からブラブラ歩いていくことがいいでしょう。30分ほどでしょうか。江戸川の堤防に広がる景色は、それだけで気持ちが休まります。ここでは、このエリアの樹木を保全し“自然環境”を考えている人たちが、ときどきイベントをしています。7月23日には昆虫観察会があります。
歩いている途中には、庄和総合公園があります。
*建物は、旧庄和町役場。今、図書館と児童館で誰でも立ち寄れます。
*週末は、ピクニックを楽しむファミリーでにぎわっています。
市外の人に人気なのが、この庄和総合公園でのバーベキューなどピクニックができることです。小さいけれど遊具、人工水辺もあります。<私も、よく孫を連れてきます>、キャッチボール、自転車の練習・・なんでもOKです。
7月2日(土)には、ここで、春日部おやこ劇場のみなさんが、子どもたち向きに“ながしそうめん”の会をやります。
雨でも降りだしたら、あるいは疲れたら、旧庄和町役場の図書館と児童館があります。むろん児童館はだれでも立ち寄れます。レストランもあって、近くにマクドナルドもありますが、ピクニック・ランチがいいでしょう。
【おまけ】
*持ち物;虫とり網、虫かご、筆記具、飲み物。集合;龍Q館入口、受付は9時30分~、申込み;不要。
*地下神殿では、映画やテレビドラマのロケにもよく使われるようです。私も役場に頼まれて浮浪者の役で出演したことがあります。カメラを意識して迫真の演技をしました。テレビ東京で放映され、ピッタリの役だったよと知人評。