先週、甥(おい)の結婚式に参列してきました。
新宮です。全く行ったことのない南紀です。少々余裕を持って出かけました。いい旅でした。このブログでは、しばらく南紀の旅紀行を書きます。求法の旅、命の洗濯の旅、今日は、その第一回です。
雨の季節、激しい雨の日、6月11日。会場は、新宮カトリック教会。
バージン・ロードをシズシズと進む純白の花嫁、ジューンブライドです。それを迎える花婿。いつもながら、ピュアなシーンです。
花婿に抱かれている赤ん坊は無垢に眠っています。
ほぼ一年前、昨年の夏、花婿=甥は父親を突然亡くします。葬儀の日に、今日の花嫁が寄り添っていました。
赤ん坊を抱いた結婚式に初めて出席しました。何ら問題なしです。
披露宴、パーティでの、お色直しは、実は授乳だったと後で聞きました。末永い幸運を祈ります。
帰りに、教会の入り口に小冊子を見つけて持ち帰りました。1981年の教皇ヨハネ・パウロ二世の「広島平和アピール」です。
<戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。この広島の町、この平和記念堂ほど強烈に、この真理を世界に訴えている場所はほかにありません>と書き出しています。その夜、一気に読みました。平和な日々が一番です。
【おまけ】
*つ。
*朝6時過ぎにウチを出て、新幹線に乗り、名古屋から特急で新宮に午後1時30分着です。紀伊半島の東側は、全く初めてです。つ・津駅を通過、津市があることは、むろん知っていますが、プラット・ホームにあった<つ>だけの駅名表示板には気分が高揚しました。