春日部・旧庄和町、ウチの超近所で火事、小火(ぼや)でよかった(2011.6.24)

2011-06-24 23:19:33 | Weblog

 

 今日(6月24日)夕刻、珍しく旧庄和での会議に参加していて、後の飲み会には出ず、ぶらぶら歩いてわが団地に帰り着きました。その時、消防車が何台も接近してきました。

*消防車が来る前、煙っています。

 午後8時頃です。

 周辺空気は、煙い・・・。あっという間に、消防車が取り囲んで、非常線をはられました。

 

 そして間もなく一件落着して、消防車も引き揚げていきました。

 ボヤ程度だったようです。****茶屋さんです。大事でなくよかった。

 

【おまけ=6月25日】

*ボヤって、どういう漢字を書くのだろう、一夜明けて、朝一番に辞書をひきました。小火でした。知らなかった。パソコンの変換でも出てきます。

*4台か5台、消防車が来ているのに、ウチの家人さんは気づかなかったようです。100mもない至近距離なのにです。窓開けっ放しでテレビなし状態なのですが。ちょっと問題です。

 

【追加=6月26日】

*ネットに流れているMSN・産経ニュース

<春日部市では同日午後8時10分ごろ、同市大衾の喫茶店「琴富貴茶屋」から出火、木造モルタル2階建て店舗の1階部分約40平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。春日部署によると、同店は午後6時に閉店し、出火当時は無人だった。建物の内部から火が出ており、不審火の可能性は薄いという>

 


観光の新宮市、そこに暮らす、まちづくりには課題が多そう(南紀の旅⑤)(2011.6.23)

2011-06-24 17:18:32 | Weblog

*新宮市、城跡からのぞむ静かな熊野川

 先週、新宮市に2泊する観光旅行をしました。ゆったりした心やすまる旅でした。ただ、新宮市に住む、生活している人にとっては、心やすまるなんて悠長なことは言っておれないかもしれないなとも感じました。
 地方の都市とはいえ、新宮は神代の昔から現在に至るまで、著名な都市だったはずです。それは、私が住んでいる東京郊外はずれの、何もない町の<まちづくり>と同じ課題がありそうだと感じたのです。

 この旅は、梅雨入り後の観光には不向きの季節でした。訪ねた観光スポット2つ3つのいずれの管理人さん、市役所の退職者さん?が暇そうで、問わず語りにお話ししていただいたのです。その暖かさもまた、この旅を気持ちいいものにしてくれました。

 

 中心市街地の空洞化が目に余ります。ほんとにひどい。神代の昔から賑わっていた中心部がシャッター通りになっています。賑やかだったアーケードのある通りは薄暗く人通りがほとんどありません。

 神代の昔から神社の門前町の賑わい、江戸時代からは、熊野の森から流れる熊野川河口に発展した、材木の集散地、製材工場、木炭の集散地、そして明治になると、木材を使う製紙工場が産業の中心だったようです。今、そのにぎわいを感ずることができません。

製紙工場の原材料は、熊野の材木からアラスカなどの輸入材に変わります。1980-90年代に製紙工場(王子製紙、巴川製紙)が閉鎖したようです。

 その製紙工場跡地は、大型スーパー、複合ショップになっているようですが、クルマを持たない旅行者には、その郊外の賑わいを見ることはできず、ただ中心市街地の空洞化ばかりが目立ちます。

 古くからやっている新宮ならではの食事処もみつかりません。

*新宮市の年齢別人口分布;横軸は年齢です。左:20歳からの落ち込みがひどい。緑の線は全国平均。

 

 旅から帰って、ネットで新宮市のことを調べてみました。20代すぎの人口の凹みが目立ちます。みんな都会に出ていっているのでしょうか。まちの発展を担う、若者がいないのです。

*駅前再開発でしょうか。新しい観光スポット<徐福公園>が作られていました。

 新宮市は、“観光立市”を掲げています。観光スポットはたくさんあります。

 でも私らのように、歩き回る“エコツーリズム”旅行者、(ここでは旅にお金をかけないという意味のエコノミ―旅行者)は、新宮市にお金を落としません。それでも、私らは新宮市に2泊しました。

 多くの旅行者は、近隣の白浜温泉や勝浦の大きな観光ホテルに宿泊し、食事もおみやげもホテルですませ、クルマで新宮に立ち寄るだけでしょうか。

 

 列車の窓から眺める海がいいなあ。海と空の間に、なだらかな緑の丘・・・と思っていると、勝浦に近づくと、その緑の上にでっかいホテル。いやだなあ思っても、それは旅行者の感傷です。尾鷲駅を通過する時の海岸に原発?と思った火力発電所? 新宮市のたおやかな熊野川も対岸の三重県側には、大きな工場の煙突です。

 生活する市民には、市のまちづくりには、欠かせない風景なのでしょう。

 

【おまけ】 

 

*新宮一番の観光スポット、熊野速玉神社

*境内にある熊野権現のご神木<なぎ>の木にひかれます。旅発つ者や嫁ぐ娘に、なぎの葉っぱを持たせたといいます。

*<なぎ>の実で作ったなぎ人形を家内安全を思い買いました。

*境内でおばちゃんが、<もうで餅>を立ち売りしていました。夕方店じまいの頃で、試食!いくら食べてもいいよ、と。とても美味しい伝統の<もうで餅>でした。新宮のホテルで食べてしまった。だから写真がありません。