*今日(6月2日)のNHK番組クローズアップ現代のテーマは、幸せのモノサシ作り、でした。右、糸井重里さん。
6月は政治の季節です。60年安保の6月は田舎の高校生でした。70年安保も、6月に、まあ、ありました。
昨(2010)年6月には、<不幸にしない政治=菅・民主党>vs<幸せする政治=谷崎・自民党>が始まりました。そして今日、2011年の6月2日、菅首相は退陣に追い込まれました。
まあ、うんざり。これで完全に政治(国政)は停滞、日本立ち直りに、政治は何もできない状況になりました。
そのうんざりを7時のNHKニュースで見ていて、そのまま、その後の番組<クローズアップ現代>に流れていきました。
今、総理府に“幸福度研究会”という識者の集まりがあって、幸福度の指標、幸福度のモノサシを作ろうとしているそうです。“あなたは、どの位幸せ?”のどの位を表す指標です。幸福度を数値化するというのです。・・・・そんなことできるわけはない、という意味で面白い番組でした。
ちょっと考えてみても、できるわけない、でしょう。ぼ~っとテレビ見ていて不消化ですが、そんな番組でした。
番組の中で、荒川区が目指している<幸福実感都市>の紹介がありました。
例えば、保育所の数を増やして、保育所の数を競っても、幸福度の増加にはつながらない。物理的な数では幸福度は表せない。結局、幸せとは何かの根源に立ち戻ってしまうようです。
今の社会に求められている幸せ、人と人とのつながり、地域の結びつきを、どう指標化するかが課題ですと。
ただ、すでに<幸福実感都市>を目指している市政(区政)があるのか、と羨ましく思ったのです。
【おまけ】
*6月は、また緑の季節です。日光霧降の滝(2011年5月31日)。
*幸福、幸せとは、<眠る前、明日の朝が来たらいいなあ>と思えることです。これは、高校、いや中学時代に社会科の教師から聞いたことです。以後ずっと私の幸福度の尺度です。
*今のワタシ、マイナスではないにしても、プラスでもなくゼロ停滞です。でも<明日が来なければいい>と程は思っていません。<・・・・も中ぐらいなり、おらが春>。