春日部市(旧庄和町)は、昭和初期の超人気作家・三上於兎吉(みかみおときち) の出生地です。
三上於兎吉は、雑誌<女人藝術>を作った長谷川時雨の夫でもあり、林芙美子は、女人藝術に<放浪記>を連載したことにより世に出たのです。
その旧庄和町(春日部市)で、原作;三上於兎吉の、1925年製作の映画「百萬両異聞」の上映会が開かれます。
日時;2009年12月23日(祝)午後2時~4時20分、開場;1時30分
会場;正風館ホール(東武野田線、南桜井駅下車徒歩5分)
入場料;500円(整理券なし)
上映映画<「百萬両異聞」(1925年)>
製作;マキノプロダクション
監督;牧野省三
主演;嵐長三郎
*無声映画に活動弁士の解説した貴重活弁トーキー版で上映
主催;南桜井駅周辺まちづくり協議会
この映画会のポスターは、町内のあちこちに貼ってあります。
<庄和で生まれ育った巨匠が、故郷を描いた幻の名画、生まれ故郷の宝珠花を舞台に百万両の謎をめぐる攻防を描いた波乱万丈の時代劇サスペンス>と紹介しています。
映画創世記の古典的な映画を観るという楽しみ方もありそうです。
【おまけ】
*三上於兎吉・長谷川時雨・林芙美子のことを、このブログに書いたことがあります。<ここです>