春日部で年末恒例の除夜釜と町の蕎麦名人おそばの集まり(2009.12.23)

2009-12-23 11:57:48 | Weblog

  昨夜(12月22日)、冷たい冬至の夕刻、日の暮れは早い、家人が恒例の、といっても4年目、除夜釜を開きました。

 

  家人は、茶の湯好きです。除夜は、除夜の鐘の除夜です。12月31日に真っ暗闇の中で開く茶会です。ただ今年は、少し灯りを大きくしたようです。
  もっとも、私の友人にも来ていただいて、年越し蕎麦を楽しみたい気持ちが私にはありました。

  この町のお蕎麦名人と私が思っている小島彦一さんに頼むのも恒例です。その日のお昼にうって持ち込んで、茹がいて出して下さるのです。お蕎麦とおしゃべりを楽しむ、わが家の年の暮れの行事なのです。いささか、ぎゅうぎゅう(牛々!!)詰めでしたが、それも、まあいいか、でした。


    【おまけ】

* 風邪でおふたりが欠席。お蕎麦がふたつ残りました。すぐに食べないと名人の味は消えてしまいます。それで、蕎麦大好きの知人のオウチ用にさしあげた、その瞬間、<ウチの息子>帰ってきました。急きょ、取り戻し!!たのです。

* 私が茹でることになりました。名人小島さんに茹で方のコツを何度も聞いていましたが、実際に茹でたことはありません。幸い大きなお鍋の湯が残っています。沸騰させて、ひとつだけ放り込みます。<いったん沈んで、ふたたび浮き上がった時に>と記憶どおりに拾い上げ、冷水を流します。おつゆも残してもらっていました。

* 息子はペロリとすぐに終了。<もう一枚食べるか?>、<ああ!>と。自信を持って2つ目の蕎麦を放り込みます。<再び浮き上がった時>なのです。

*日本経済新聞2009年12月21日夕刊14面。

* 小島さんとの蕎麦談義はいつも楽しいのです。今日は、<信州のそば粉が不作>が話題になりました。いつも信州のそば粉を使っておられたようでしたが、今年は山形産だったそうです。新聞によると、<国内で流通するそば粉のうち国産は、2割程度。このうち1割が長野県産で、高級そば粉として取引されている>。

* 小島さんは、日本一のそば粉は、茨城県産だと話されました。茨城のどこだったか忘れました。・・・袋田の滝あたりといわれたような・・・・。

*去年2008年の除夜釜のことは、<ここにあります>、それから小島さんのことは<ここにあります>