徳島阿波おどりに南越谷合同連の中で、三味線持って踊ってきました(2008.8.15)

2008-08-15 14:01:32 | Weblog

*私ら南越谷合同連です。(自分では撮れません。ネットに流れていた写真。無断転載です)

昨夜(14日)に帰ってきました。3泊4日の夏の旅。2晩の阿波踊り漬けだったのです。
南越谷阿波踊り振興会傘下の連(阿波踊りグループ)の皆さん、ざっと70人で、南越谷合同連を組んで参加しました。

8月11日(月)朝出発。昼すぎ徳島到着。真夏の空に入道雲。
午後4時から、阿波踊り前夜祭<選抜阿波踊り大会>。大きなホールのステージで、地元徳島の名門の連(有名連という)の皆さんが、華麗豪快なステージを見せてくれました。

*阿波踊り前夜祭のフィナーレ。

8月12日(火)午前中は、徳島の阿波踊振興協会のメンバーによる、私ら南越谷合同連の特別指導会。<三味線の調弦を、ギターのチューナーでやっていた私を見ていた先生が、やんわりと御注意>、“私に耳で合わせる絶対音感がなないのです”。ここは“本場・本家の徳島なのだ”。それでも、だんだん調子がでます。合同連の合同練習、息をあわせます。

4時ごろから、部屋で着物を着始めます。帯がうまく結べません。着物着て三味線弾くのは、これでたった2度目なのです。
5時半、揃って出発。合同連ですから、着物は色とりどりです。夏の西日がまだまだ強い。ともかく前の人について<演舞場>をめざします。草履がなじまなくて・・・、懸命に歩きます。

徳島中心部に、有料(ひとり1800円らしい)の席(スタンド)をもつ演舞場が4つ、席を持つが無料の演舞場が3つあるようです。演舞場は道路で、長さ120mぐらいでしょうか。そこを、各連が順番に踊りながら通り抜けるのです。
私らは、一晩に3つ程の演舞場で踊れました。徳島に集まった連は1000、そのうち演舞場で踊れるのは70ぐらいと聞きました。演舞場の他に用意された踊り広場や街中<どこででも>踊ることができるのだそうです。

まず、たどり着いたのが藍場浜演舞場。踊りの出発を待つ連の皆さんでごった返しています。三味線の4人は笛に合わせて調弦をして待ちます。
いよいよ“埼玉県越谷市から来ました南越谷合同連の皆さん”の出発です。

*いよいよ南越谷合同連の出番です。

鳴り物はスタートラインの左側に整列します。鉦(かね)の拍子に合わせて、一斉に“ぞめき”を始めます。

まず先頭に高張り提灯、そして4列に並んだ女踊りが、軽快でしなやかに踊りはじめ出発します。そして男踊りです。団扇を持った一群、提灯を翻しながら踊る一群が豪快に踊ります。そして鳴り物が列に加わります。三味線、笛、鉦、締め太鼓、大太鼓が続いて、総勢ざっと70人の南越谷合同連です。

照明を浴び、<日本三大阿波踊りの南越谷から遠征してきました>とアナウンスされ、ひときわ大きな泊手をもらいます。でもまあ、あっという間にゴール地点です。
そうして、夜店と浴衣姿で賑わう通りの人を掻き分けながら、次の演舞場に向かうのです。

途中、お世話してくれた旅行会社の前では、飲み物、おにぎりなどの接待をうけ、お礼に、南越谷の連ごとに踊ります。見物の人垣もできるストリート・パフォーマンスです。
そのあと、徳島の繁華街、紺屋町の演舞場を踊り抜けました。

*ネットに流れていた写真、無断転載です。

8月13日(水)は、午前・午後、自由時間です。

*地元紙・徳島新聞(8月13日付け)は、表・裏面見開きで報道。

徳島有名連の個別のステージに出かけるもの、阿波踊り道具屋さんやお土産物産店に買い物に行くもの、それぞれです。私は、部屋でノンビリしたかったのですが、ロープウェイで眉山(びさん)に行き、阿波踊り博物館に寄り、阿波踊りの歴史のお勉強です。

*埼玉県では見かけない入道雲の夏の風景です(徳島駅前)。

そして、ひとり炎天下を歩き、ちょっと良さそうな珈琲店を見つけ、ホットコーヒーで自分を取り戻します。

今日も5時、準備を整えてホテルロビーに集合です。
今日は帯がスムースに結べたと思っていたのだが、ロビーで他の連の人に、<ちょっと直しましょうか>と。

*合同連出発直前のホテルロビーで他の連の皆さんとおしゃべり。

今夜の最初は、踊り子泣かせの長い(と、放送されていました)両国本町演舞場です。気持ちに余裕があります。ぞめき(囃子)の三味線のバチもスムースです(と思ったけど、どうでしょう)。
明るい月が照らします。そうして移動です。踊り手のメンバーとも余裕のおしゃべりです。さて、藍場浜演舞場です。一息に踊りきります。

*この後、私らが登場です。

再び、移動、ろくえもん通りの旅行会社の辻で、ゆとりのひと踊り。

いよいよ最後です。南内町演舞場。映画<眉山>にも使われた新町川沿いのナンバーワン(?)演舞場です。<最後だから、締まっていこう>と皆、心でつぶやいたに違いありません。
鳴り物が一気にもりあげます。女踊りが跳ね上げる足も高い。男踊りもいつもに増して大きく飛び跳ねます。後に続く、鳴り物の先頭の三味線も胸を張ります。ビッシと決まった笛・太鼓です。

*終わった!!朝日さわやか連のさわやかな面々です。

終わりました。上気した気持ちを持ったまま、今踊り終えた演舞場の観客席に入れてもらいます。

*いよいよ有名連総踊りが始まります。

*豪華華麗な女踊り(総踊りで)

*壮観、三味線部隊です。

ここ南内町演舞場のフィナーレは、阿波踊り振興協会の有名連の総踊りなのです。1200人総踊りとのアナウンス。10時すぎに始まりました。圧倒される迫力、豪華華麗な阿波踊りの真髄を見せて締めくくったのです。

*先頭は高張り提灯です。

*この旅は、みんなと一緒について行くだけの、何も考えない、ほんとに気楽な旅でした。

*徳島の阿波踊り振興協会をはじめ、全てをだんどりして下さった南越谷阿波踊り振興会の皆さん、同行された他の連の参加者の皆さん、そして、朝日さわやか連の、連長、副連長他、諸先輩の皆さんのおかげで、楽しく徳島初遠征を終えました。ありがとうございました。

【おまけ】

*南越谷阿波踊り(第24回)は、8月23日(土)、24日(日)夕刻から、東武線・新越谷駅、JR武蔵野線・南越谷駅周辺で開催されます。徳島の有名連などの招待連、地元連など62連が参加します。22日(金)夕刻には前夜祭(越谷コミュニティセンター・ホール)です。

【追加:8月16日】

*ネットに、私らの合同連の写真が流れていたので、無断転載させてもらいました。引用元のブログのURLを書くべきなのですが、プライベート・ブログのようで、掲載しません。