行こうか行くまいか、と気持ちがフラフラしていたのですが、朝のコーヒーを飲んだら、行こうと決めたのです。ならば、開館前に行かなければ・・・・。もう遅い!
当地、埼玉県の東の端から、熊谷駅まで1時間20分。駅から20分歩いて、やっと熊谷図書館にたどりついた、と思った、その時に、携帯電話がなりました。う~~ん。“i ですが、今いいですか?”と、<こんな所にいるとは言えません>。大事な方から大事な内容でした。ここで10分弱ロス。着いたのは、10時40分でした。
図書館の廃棄本放出の日には、かなりの方が駈けつけます。10時開館なのに、9時から並んでいたそうです。私が、図書館に入った時には、何人もがいっぱい本を抱えていました。遅かった!!
今日は、ガツガツせずに、気持ちゆったり散歩のつもりでした。それでも、だんだん眼が血走ってきます。しばらく床に散らばったダンボール箱を漁(あさ)っていました。
6,7年前のこと、県立川越図書館の廃館の時には、ライトバンで出かけ、全館、皆廃棄本状態で、私も100冊近く持ち帰った夢のような一日だったのです(正確には、計2日いきました)。家人にとっては悪夢の<どこに置くの!!!!>であったようで、今日は、ライトバンで出かけることを禁止されていたのです。
それに比べれば、はるかに小規模な“廃棄本の放出”でした。
それでも電車賃を出してきたのだから、持ち帰るか、否かの、判断レベルをぐっと低くしました。
大阪センチメンタル・ジャーニー(富岡多恵子);1997.8 集英社
野菜賛歌(庄野潤三);1998.10 講談社
すべてきみに宛てた手紙(長田弘);2001.4 晶文社
私の取材紀行(新田次郎);1981.2 文芸春秋
ディープ・イングランドを行く(林 望)1998.11 文芸春秋
ブリティッシュ・ロックへの旅(山川健一);1998.9 東京書籍 (*)
モスクワっ子のアメリカ探検(B.ストレーリニコフ他);昭和47.2 読売新聞社
空からのフォークロア(香月洋一郎);1989.7 筑摩書房
日比野克彦エッセイ集(日比野克彦エッセイ集);1999.1 淡交社 (*)
おんな(中山千夏);1997.10 三省堂
私の死亡記事(文芸春秋編);2000.12 文芸春秋社
中東横断1二つの旗(NHK-萩野弘己);1977.4 NHK放送出版協会
アフリカ便覧―サハラ以南の国々―;1980.9 外務省情報文化局
新・記者ハンドブック;昭和1973.6 共同通信社
今日は、“目玉”となるほどの一冊はありません。この頃、わが青春の大阪時代を懐かしむことが多く、その時代の大阪のトップランナー・富岡多恵子さんの、“大阪センチメンタル・ジャーニー”に、期待しています。
他に、ここに書くのが恥ずかしい本を一冊。そのうちに、このブログで紹介します。
(*)は、すでに持ってるのに持ち帰った本で、家人には内緒の2冊目です、やはりアホですね。
この催し(県民リサイクル)は、2月27日までです。一般に、毎日、新しい本が放出されるはずです。