この数日ニュースになっている、「光市母子殺害事件」の被害者遺族の本村洋さん。
(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060314i113.htm )
このブログの3月5日・6日の記事「『犯罪被害者の会』にて」(カテゴリー「心子、もろもろ」)に書いた「犯罪被害者の会」に、本村さんはシンポジストとして出席されていました。
心子と僕も、本村さんにはごく近い距離で会っています。
当日のシンポジストの話の中で、加害者の死刑を求める本村さんの話が一番説得力があると、心子は言いました。
心子は、悪い奴は許さないというものを持っていました。
僕は当時、死刑制度のことを調べていて死刑反対の立場でしたが(現在は微妙に変化しています)、本村さんの切実な言葉には深く心を動かされざるを得ません。
それにしても、口頭弁論を欠席した安田弁護士の行動には憤慨を覚えます。
安田弁護士は死刑廃止論者の人権派弁護士と言われ、僕は今まで好意的に見ていましたが、このような由々しいルール違反をするようでは、彼の言動も信用できなくなります。
裁判に対する信頼や理解にも影響を与え、2009年に開始される裁判員制度でも、国民の協力を得にくくなってしまうかも知れません。