「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

この段階を耐え抜くのに 役立つ方法 (2)

2012年05月26日 19時06分25秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

・ ボーダーの人に 現状をつづった手紙を 書いてください。

  良いこと, 悪いこと, 相手を恋しく思うこと, 怒りで一杯になること。

  ただし、 実際に見せては行けません。

・ 自分の生き方に 目を向けてください。

  ボランティア, 講座, スポーツ, 旧友を訪ねるのもいいかもしれません。

・ 自信を取り戻すために 全力を尽くしてください。

  いつか ボーダーの人を許せる日が 来るかもしれません。

  しかし 自分自身を許すのは もっと難しいことです。

  自分に厳しくなりすぎないように してください。

  どんなことにも 良い面があるものです。

  それを見つけ、 自分が幸せになれることを していきましょう。

・ ボーダーの人は 皆さんのことを 恨んでいるかもしれません。

  でも手放しましょう。

  どうしても好きになってくれない人, 理解してくれない人はいるものです。

  でもそれは 私たちのせいではありません。

  自分らしくありながら、 なおかつ同時に

  全ての人を 喜ばすことなどできないのです。

  皆さんを本当に愛し、 理解し、 気遣ってくれる 友人や家族を頼ってください。

  どんな事実ねじ曲げ攻撃を受けても、

  真実はいずれ 明らかになることを信じましょう。

  本当の友人とは、 そこにいてくれる人です。

  皆さんの経験を正当と認め、

  「僕はずっとここにいるよ。 君のことを心配しているよ」

  と言ってくれる人です。

  それによって、 全てが価値のあることだったと 気付くでしょう。

  そして 以前よりも強くなったように 感じるでしょう。

  他にも このようなことを生き抜いてきた 人たちがいるのです。

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕
 
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