発達障害がベースにあるタイプ -- 症状が複雑すぎる 2009年12月31日 15時39分14秒 | 「境界性パーソナリティ障害」より 典型的なのは、 広汎性発達障害 または 行為障害に、 境界性パーソナリティ障害が 合併したケースです。 虐待やネグレクトを 受けているケースが大部分です。 病像が複雑で、 対処が困難なことが多く、 発達障害に対する支援だけを 行なっても改善しません。 見捨てられたことによる 心の傷と、 身に付けた 不適切な行動パターンや認知を 修正する必要があります。 〔 「境界性パーソナリティ障害」 岡田尊司 (幻冬舎) より 〕
未分化型パーソナリティのタイプ -- 低年齢のケースに多い 2009年12月31日 15時35分42秒 | 「境界性パーソナリティ障害」より 12~3才の児童にも、 境界性パーソナリティ障害と 診断されるケースが増えています。 ベースになるパーソナリティは 形成途上で、 未分化な状態にあります。 快・不快という 瞬間的な感情に支配され、 非常に衝動的なことと、 構ってもらえる相手に 無警戒に接近し、 べったり依存することが特徴です。 〔 「境界性パーソナリティ障害」 岡田尊司 (幻冬舎) より 〕