( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/58202515.html からの続き)
BPDの子どもを育てるときの 原則の続きです。
3. 理解を深める。
話をよく聞き、 感情を出させてあげたら、
いくつか質問をして、 問題解決に役立つ事実を 明らかにしていく。
( 子どもの思い込みを 解いたりする。 )
4. 気にかけているけれど 信頼していると表現する。
常に親が 介入するのではなく、
子どもが自分自身で 問題を解決する力があると 信じていると伝える。
子どもがどうやって 解決するか尋ねたり、 自分で考えるよう 手助けをする。
自分でできるようになると、
自己評価が高まり、 自立していけるようになる。
5. 親に向けられた 怒りを理解し、 気持ちを分かってあげる。
ただし 落ち込んだりしない。
子どもが怒っている場合、 その気持ちを認めるには、
一歩引いて、 その場の興奮から離れる。
親が声を荒らげれば、 子どもは負けじと 声を張り上げるので、
親は とにかく落ち着くこと。
自分の子ども時代を振り返り、
自分の思い通りにならなかったときの 欲求不満や不愉快さを思い出す。
そして その感情を10倍にすれば、
BPDであることが どういうことか分かる。
親は 子どもの気持ちを分かってやり、
不安になるのも無理はないと 認めてあげる。
その一方で 自分の境界を守る。
( ダメなことはダメと、 愛情を持って はっきりと言う。 )
〔 「BPDをもつ子どもの 親へのアドバイス」
ランディ・クリーガー (星和書店) 〕 より
(次の記事に続く)