「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

今さらながら 朝青龍

2007年08月24日 11時34分06秒 | Weblog
 
 ずっとお騒がせな 朝青龍ですが、

 診断について 当初から僕は (?.?;)?状態でいました。

 そもそもの発端は、全治6週間と言われた 腰と肘の怪我。

 これが仮病という 疑いが大きいですが、

 この診断書を書いた 医師が問われるべき 責任が忘れられています。

 朝青龍は 公務である巡業を さぼったのですから、

 この医師にも 公的な重責があるはずです。

(相撲協会は公益法人であり、力士にとって巡業は 公務となります。)

 それで、朝青龍の知り合いという 医師が述べたのが、

 「神経衰弱で、数日ほうっておけば うつ病になる」 というものでした。

 しかし うつ病というのは、抑うつ状態が長期間続いて 初めて診断できることで、

 あと数日でうつ病 などという言い方ができるのか、素人でもおかしいと思いました。

 「神経衰弱」 という病名も 現在は使われていません。

 次に、高砂親方が依頼した 医師の診断は 「急性ストレス障害」。

 これは、生命の危機に晒されるような 体験によって起こるもので、

 出場停止,謹慎という処分が とても生命の危機だとは思えません。

 また、急性ストレス障害の診断を下すのは、

 1回だけの診察ではできない ということも聞きました。

 この診断も、最初からおかしいと 僕は思っていました。

 このころ、町沢静夫は テレビの取材を受けて、「適応障害」 と言っていました。

 休養すればいいんだと。

 これが妥当なのかなと 思っていましたが。

 そして今度は、相撲協会が送った 医師の診断が 「解離性障害」で、

 昏迷状態にあるというもの。

 これも、かなり衝撃的なできごとによって 生じるのではないかと思うのですが、

 よく分かりません。

 すると 今朝のテレビで、

 朝青龍が診察のため 外出した際の画像を見た 複数の精神科医が、

 昏迷状態とは思えない と言っていました。

 本当なら もっと虚ろな目をしているはずだが、のっしのっしと歩いているし、

 やせてもいないので、詐病の可能性があると。

 患者が言葉をしゃべらないと、病気なのか詐病なのか、

 1回の診察では分からないそうです。

 本当に信用できる 診断が付かない限り、治療方針も立たないわけで、

 どこで治療したらいいのかも 決まりません。

 大体モンゴルには 適切な精神科医が いないのではないかと思います。

(元旭鷲山は、モンゴルには心の病気はないので、

 そういう医師はいない と言っていました。)

 ところが朝青龍は、明日にも モンゴルへ帰る予定だとか。

 すでに数日前から 帰国の準備をしていた という情報もあります。

 もし本当に病気なら、治療第一の環境を 整えるのは当然ですが、

 これだけ疑問がある状況で、朝青龍の帰国を 今日容認したという

 協会の判断も、大いに首をかしげます。

(親方や協会の対応への批判は、ここで書いていると キリがないので触れませんが。)

 朝青龍の兄の話では、朝青龍は普通にしている という話もあり、

 最初から最後まで 全部仮病・詐病なのか とさえ思ってしまいます。

 そもそも、数々の修羅場を かいくぐってきた大横綱が、

 これしきのストレスで おかしくなってしまうのかと、最初から訝っていました。

 もしも詐病だとしたら、解雇・引退も

 やむを得ないことではないか と思えるのですが。
 
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49772381.html