「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「ザ! 世界仰天ニュース」 の“謝罪” (1)

2007年08月08日 23時09分55秒 | 「世界仰天ニュース」でBPD誤報
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49413922.html からの続き)

 先ほど、「ザ!世界仰天ニュース」 の番組で、

 謝罪と言われるものが 放送されました。

 今朝の朝日新聞には、「出演者が謝罪する」 と書いてあったので、

 進行役の 笑福亭鶴瓶や中居正広が 出てくるのかと思ったら

(いつ収録したんだろうと 不思議に思っていたのですが)、

 アナウンサーが 画面に映されて、

 公式サイトにアップされたのと同じ、おざなりの文面を 読み上げただけでした。

 以下のようなものです。

「8月1日のこの番組の中で、オーストラリアの女性が 殺人を犯した事件を 紹介した際、

 その女性が 境界性人格障害の可能性がある と放送しました。

 しかし、紹介したケースは 極めて例外的なもので、

 この障害に対して 誤解を招きかねないものでした。

 関係者の方々に ご迷惑をおかけいたしました。

 謹んでお詫び申し上げます。」

 日テレが番組内で 謝罪することを決断し、

 謝罪予定が 新聞報道までされるのは 画期的なことだと思っていたら、

 余りにも 肩すかしを喰わされる内容でした。

(まあ 新聞を見るまでは、テロップが流れればいいところか と思っていたので、

 それに比べれば マシですが。)

 僕は先週の 実際の放送は見ておらず、

 「ザ!世界仰天ニュース」 のWebページを 読んだだけなので、

 細かい点を 確認できないのですが、

 どなたか 正確な記録を 取っている方がいらしたら、

 ぜひ 教えていただきたいと思います。
 

>境界性人格障害の可能性がある と放送しました

 番組のWebページでは 削除される前に、

 ドクターが女性を 境界性人格障害と診断し、

 境界性人格障害の説明を していたと思います。

(これも 削除されてしまったので、詳細を確認できません。

 削除も 日テレの責任逃れの 画策のひとつでしょうか。)

 それともドクターが、

 「境界性人格障害の可能性がある」 と 言ったというのでしょうか? 

 しかし いずれにしても、スタジオで出演者に

 境界性人格障害の診断項目が いくつ当てはまるか、

 などということを やっていたようなので

(これもネット上の書き込みから 推定することなのですが)、

 視聴者の印象としては、犯人は境界性人格障害と

 決定的に結びつけてしまう のではないでしょうか。

>紹介したケースは 極めて例外的なもので

 自分の赤ん坊を 殺そうとしたり、夫を猟奇的に殺害するのは、

 ボーダーとは関係がありません。

 例外というより、別物です。

>この障害に対して 誤解を招きかねないものでした。

 「招きかねない」 ではなく、現実に 甚だしい誤解が生じています。

 こんな “謝罪” で誤解が解け、ボーダーの方が 救われるはずがありません。

 ボーダーの人たちは 相変わらず、番組による偏見に 晒されています。

 それを回復するには、ボーダーを正しく理解する 番組制作が必要でしょう。

 ボーダーの方たちが 受けた被害に対して、

 “謝罪” は全く 見合うものではないと思います。

(事実、もう早 僕の所へ そういうコメントが複数 届いています。)

 それを局に 訴えることはできますが、

 先週の番組の具体的内容を 指摘するには、やはり 実際の記録が必要です。

 ご存じの方がいらしたら、

 是非とも 情報を提供してくださるよう お願いいたします。m(_ _)m 
 
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49438775.html
 
コメント (16)
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日テレ 「ザ! 世界仰天ニュース」 で謝罪予定

2007年08月08日 19時02分33秒 | 「世界仰天ニュース」でBPD誤報
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49394438.html からの続き)

 いま出先から帰ってきたので 書き込みが遅くなりましたが、

 「ザ! 世界仰天ニュース」 本日の放送の最後で 出演者が謝罪する、

 という記事が 今日の朝日新聞朝刊に載っていました。

 先週の番組直後から 患者や家族から抗議が殺到し、それに応えてのものですが、

 しっかりと見届けましょう。

 でも、即座に番組内で 謝罪するという対応は、予想以上のものでした。

 放送倫理が重要視され、局も無責任を通せない時代になった ということでしょうか。

 
 きのうの日記に、上戸彩らに手紙を送る と書きましたが、

 出す寸前に 上記の新聞を見たので、

 手紙の一部を書き換えて 出してみうと思います。 (^^;)

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49419181.html
 
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