「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

レディスコミックに 「ボーダーライン」

2007年08月17日 23時11分18秒 | ボーダーに関して
 
 「境界に生きた心子」 を マンガの原作にするに当たり、

 ボーダーは 女性に圧倒的に多いので、レディスコミックに送ろうと 思っています。

 そんな折も折、レディスコミックの エッセーのコーナーに、

 ボーダーのことが 書かれていました。

 次のような内容です。

「平気で嘘をつく人がいる。

 盗人猛々しく 逆ギレするが、普段は人情家らしい。

 心理学的には ボーダーラインと呼ばれる。

 頭が切れて、人なつこいので、最初は 素敵な人だと思ってしまう。

 皆を仕切って君臨する 「女王タイプ」 だが、

 いったん拒否されると 豹変して牙をむき、「魔女」と化す。

 過激で陰湿なイジメをし、相手を支配しようとする。

 親しくすれば侵入し、拒絶すれば逆上するから、逃げるに越したことはない。

 これは 大人の距離の取り方で、卑怯なことではない。」

 間違いとは言えないけれど、ボーダーのごく一端を 述べたものに過ぎず、

 これを 「ボーダーライン」 という言葉で くくってしまうと、

 また ボーダーに対する誤解を 招いてしまいます。

 上記のような人が いるのは事実ですが、

 自己愛性人格障害の 特徴ともつながり、全部がボーダーとは 言えないでしょう。

 一方で そういう人の被害に 遭わないようにすることも必要ですが、

 そこで 「ボーダーライン」 という言葉を 出すべきではないと思います。

 
 しかしながら、いよいよ マスメディアの表舞台に、

 「ボーダー」 が 登場するようになってきた、ということなのだ と思います。

 これからが 大事な時期を迎えるのだ、と言えるのでしょう。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49594644.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49614212.html