「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

旧友の弔事

2006年06月12日 20時03分24秒 | Weblog
 
 昨日は、旧友のお母さんのお通夜でした。

 彼女は10年間、お母さんの介護を続けていましたが、お母さんは心不全で突然の最期だったそうです。

 働きながら一人での介護生活は、本当に大変だったと思います。

(僕の母親は全介助が必要で、入院生活だったのですが。)

 家に手すりを付ける工事をした直後だったそうで、その喪失感はいかばかりのことかと思います。

 お父さんもこの前まで入院していて、介護が必要になりはじめたということです。

 「二人いっぺんには大変だから……」と、お母さんが気遣ってくれたのかもしれない、

 と彼女が言っていたと聞きました。

 いまや介護の問題は、誰にとっても他人事ではありません。

 でも彼女は元気に、前向きの気持ちでやっていこうとしているようです。
 

 彼女のお母さんのいざないによって、はからずも昔の友人が数人、何年かぶりに顔を合わせました。

 実は僕たちは「パソコン通信」の仲間です。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/36255406.html