今日1月17日は、世間的には色々なことがありましたね。
新聞のトップを飾ったライブドアショック、東京地検の強制捜査のメス。
連続幼女殺人事件・宮崎勤への最高裁死刑判決。
(彼にも人格障害という精神鑑定が出ましたが。)
耐震強度偽装事件のヒューザー小島社長の証人喚問。
そして日本人の脳裏には、阪神大震災の日として記憶されています。
また世界的には15年前の今日、湾岸戦争が始まったそうです。
(湾岸戦争を描いた映画「ジャーヘッド」の試写会が本日あり、鑑賞してきました。)
でも僕的には、1月17日は何といっても心子の祥月命日です。
彼女が召されてから、丸5年が経ちました。
彼女が編んでくれたセーターを着て、彼女がプレゼントしてくれたスカーフと手袋をし、墓前の心子に会ってきました。
途中でランチバイキング、いつもより奮発してホテルのレストランへ(^^;)。
駅前の花屋さんで、いつもより奮発してきれいな花を買って行きました。
(2ヶ月前、今まで花を買っていた花屋さんがなくなってしまいましたが、先月、新しい花屋さんがオープンしていました。
今度の花屋さんもいい人です。)
久しぶりに「境界に生きた心子」を持参して、心子の前で拙著の一節を読みました。
それから、幾つかのことをお祈りしました。
心子たちが天国で安らかに過ごせること。
「境界に生きた心子」がまた人々に読まれていくこと。
境界例への理解が広まっていくように。
願わくは、「境界に生きた心子」のマンガ化や映像化の企画が進むように。
そして、これからも僕たちを見守ってくれるようにと。
それにしも、心子が眠りについてからもう5年も過ぎてしまったんですね。
今日は冷える日だったし、お墓の下は寒いでしょうか。
この5年は僕には随分早かった気がします。
心子と同じ年、僕の父と祖母が人生の幕を閉じました。
それから、僕は拙著の原稿を少しずつ書きはじめ、約3年半ほどの月日をかけて、昨年「境界に生きた心子」ができ上がりました。
心子の生まれ変わりで、彼女の足あとを残すことができました。
これからも、彼女が生きた証が人々に伝わっていくよう願っています。
さて、今晩は、彼女からもらったクリスタルグラスで、心子とワインを交わしたいと思います。(^^)