1月17日、心子の丸5年目の祥月命日が近づいてきました。
墓前の心子に会いに行くのを今から楽しみにしています。
本家から分かれた心子のお墓には、心子とお父さんとおじいさんが弔われています。
それからあと二人の人が一緒に眠っています。
心子のお兄さんと内妻であるお義姉さんは、心子のお母さんと3人、長年実家で暮らしており、共に添いとげるつもりですが、どういう事情か籍は入れていません。
心子が鬼籍に入った翌年、お義姉さん(という呼び方でいいのか)のお父さんが亡くなり、心子と同じお墓に納骨されました。
お義姉さんとそのお父さんは他に身寄りがないのだそうです。
お義姉さんも随分辛い人生を歩んできたようです。
そして、さらに翌年、なんと心子のお兄さんまでもが、心子たちと共に眠ることになってしまいました。
お兄さんは長年小さな居酒屋で働いていましたが、独立して自分の店を持つことになり、開店の準備で連日寝る間も惜しんで没頭していたそうです。
しかしその過労がたたったのでしょう、オープンを目前に控えたある日、突然倒れて、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
心筋梗塞……心子のお父さんと同じ病気でした。