廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★DVD/THE YARDBIRDS 「beat beat beat」

2008年11月04日 | LED ZEPPELIN
 
ジミー・ペイジ在籍時の貴重なヤードバーズのライブ映像である。過去にも画質のあまりよくない映像では観たことがあったが、今回リリースされた映像はさすが公式盤だけあって、過去に観たどの映像よりもキレイだった(当たり前か、苦笑)。

しかしながら、改めて見直してみるとこれも時代感性の違いなのだろうか、このカメラワークは明らかに落第点である。ヴォーカルのキース・レルフはまだところどころで顔がアップになるので良いのだが、肝心のジミー・ペイジがちっともフィーチャーされていない。たまに映ったかと思うと、ギターを弾いている手ばかりが大写しになるという有様。ああ残念。せっかくの鮮明映像なのだから、ジミー・ペイジの雄姿をもう少ししっかりとカメラで捉えてもらいたかった。

そんなことを考えながら観ていたら、なんとたったの4曲しか収録されていないので、あっという間にDVD映像が終わってしまった(涙)。それにしてもこの短さは、ライブDVDというよりシングルDVDを観ているかのような感じであった。ま、この手の映像は長ければ良いというものでもないので、これはこれで「山椒は小粒でピリリと辛い」シリーズなのだと割り切って楽しむことにしたい。まだこのほかにも、いろいろとシリーズ化されている模様なので、好きなアーティストの映像が出てきたら、また買ってみたいと思う。

HMV通販マルチバイで税込価格1489円で購入。英国輸入盤DVDですが、NTSC方式のオール・リージョン対応なので国内機種でも安心して再生できる。ツェッペリン前夜のジミー・ペイジを観ることができるレア映像としてもオススメです。


◎DVD/THE YARDBIRDS 『beat beat beat』 (ABCVP111DVD)

01. Shapes Of Things
02. Happenings Ten Years Time Ago
03. Over, Under, Sideways, Down
04. I'm A Man


★LOU REED 「BERLIN: LIVE AT ST.ANN’S WAREHOUSE」

2008年11月03日 | LOU REED
 
2006年に制作されたルー・リード主演のロック・ドキュメンタリー映画 『ベルリン』 の中で演奏されたライブ演奏を収録した、ほぼサントラ盤とでも呼ぶべき内容のアルバムがリリースされました。アマゾン輸入盤価格で税込1335円、年明けにはどうやら国内盤CDも無事発売されるようですね。

僕はまだこの映画自体を観ていないので何とも発言がしにくいのですが、映画DVDが発売された暁には、ほとんど無用の長物と化してしまう可能性もなくはないライブ盤でありますが、現時点ではその全貌が見えていないだけに、とても重宝するアリバムであることは間違いありません。オマケにこの値段ですから、とりあえず予習用に買って聴いてみるだけでもその価値は十分あると思いますね(苦笑)

アルバム『ベルリン』の楽曲演奏が終了すると、最後はお決まりの「Sweet Jane」の演奏で大団円を迎えるのですが、これが文句なしにカッコイイんですよねえ!!

1973年から33年振りに再演されたアルバム 『ベルリン』 の楽曲たちですが、アルバム発表当時よりも現在のルー・リードが演奏した方がなぜか心に突き刺さるものが大きいような気がします。力強いライブ演奏というだけでなく、今だからこそ表現できる「ルー・リードの世界観」がきちんと表現できているからこその賜物なのでしょう。とにかく素晴らしいの一言。ルー・リードのファンならば一人残らず聴いていただきたい(もしくは映画を観ていただきたい)ライブ盤です!!



◎LOU REED 『BERLIN:LIVE AT ST.ANN'S WAREHOUSE』 (MATADOR)

01. Intro
02. Berlin
03. Lady Day
04. Men of Good Fortune
05. Caroline Says, Pt. 1
06. How Do You Think It Feels
07. Oh, Jim
08. Caroline Says, Pt. 2
09. The Kids
10. The Bed
11. Sad Song
12. Candy Says
13. Rock Minuet
14. Sweet Jane

Music and Lyrics by Lou Reed

Recorded live at St. Ann's Warehouse, Brooklyn, NYC
December 15 & 16, 2006


★第138回 「天皇賞(秋)(G1)」 東京・芝2000

2008年11月02日 | JRA
 
いやー今年の秋の天皇賞は近年稀にみる実に見応えのあるレースでしたっ!!

終わってみれば単勝人気順での結果とはなりましたが、まさかの牝馬ワンツーでの決着になるとはね。馬の世界でも牝馬の方が逞しくなってしまったという良い証拠でしょうか(苦笑)。鼻差2cmでウォッカに敗れたダイワスカーレットも「負けて強し」の印象を改めて植えつけられました。アンカツの騎乗も褒めたいところですが、やっぱりこの牝馬は強いですよ。いやー本当に残念でした。もちろん本命を死守した勝利馬ウォッカもエライです。このレースだけはどうしても勝ちたかったという武豊さんの言葉の重みをズッシリと感じることができた歴史に残る名勝負だったと思います。実際、ゴールして写真判定の結果が出るまで(これが異様に長かった)ドキドキハラハラが続きましたからね(苦笑)

牡馬では一生に一度しか出られない菊花賞を回避して、あえていばらの道を選んで参戦した3歳馬ディープスカイの健闘も称えたいですね。下馬評では「天皇賞ではまだ力不足ゆえ切り捨て」という声を多く聞きましたが、結果的には並みいる古馬を尻目に3着したのは立派だったと思います。ゴール直前まで「あわや」突っ込んできた横山ノリ騎乗のカンパニーも侮れない存在でした。正直、危なかった(苦笑)。この馬はノーマークだっただけに3着に粘ってくれたディープスカイにはいやもう感謝です!!

僕の本命はダイワスカーレットでしたが、今回は3強のどの馬の着順が入れ替わってもおかしくないと予想していましたので、どれが来てもいいように3連複で購入しておいて正解でした。前回の負け分までは取り返せなかったのですが、半分ぐらいは回収できましたね。内心ホッとしております(苦笑)


=レース結果=
1着 ウォッカ (56武豊) 牝4
2着 ダイワスカーレット (56安藤勝) 牝4
3着 ディープスカイ (56四位) 牡3
4着 カンパニー (58横山典) 牡7
5着 エアシェイディ (58後藤) 牡7

※第138回 「天皇賞(秋)(G1)」


★ロック・レジェンズ 「スモ―キ―・メディスン奇跡の復活ライブ!」

2008年11月02日 | Johnny, Louis & Char
 
本日、BS朝日で放映されたロック・レジェンズ『スモ―キ―・メディスン奇跡の復活ライブ!』を観ました。

正味50分程度の番組でしたので、実際のライブ演奏時間と比べても明らかに時間が短かったため、何曲演奏されるのかと思いましたが、実際には8曲分放送されましたね。(※番組終了直後に、録画した番組を再度見直しましたので、苦笑)

放映された曲は、途中インタビューも何回か挟んだ形で以下のとおりだったと思います。

01. Baby's Universe
02. Get To Paradise
03. Tonight I'll Be Stayng Here With You
04. Joy To The World
05. Song For My Life
06. Show What You've Got Inside Of You
07. Never Ending Road
08. Honey

とくに良かったのは、チャー師匠のソロが素晴らしかった「Song For My Life」、涙なしでは聴くことができなかった「Never Ending Road」、そして番組最後に収録された「Honey」後半のギターソロでしょうか。いやー、やっぱりチャー師匠、最高ですわっ!!