廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★FRIPP & ENO 「NO PUSSYFOOTING」

2008年11月09日 | MUSIC
 
キング・クリムゾンの総帥ロバート・フリップと元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノが組んだ実験ユニット、フリップ&イーノのアンビエント名盤 『NO PUSSYFOOTING』 と 『EVENING STAR』 の2作品が最新デジタル・リマスターでめでたく再CD化された。廃盤の期間が長かっただけに、本作の再登場を首を長くして待っていたファンもきっと多かったに違いないだろう。

とくに73年発表の 『NO PUSSYFOOTING』 であるが、今回は限定2枚組仕様の豪華版(?)となってリイシューされた。2枚組といっても未発表曲などを入れるのではなく、逆回転やハーフスピード処理された同一音源が収録されているだけなので、果たして2枚組にしてまで発売する必要があったのだろうかという疑問の声も上がっているようだが、それでも無事にリマスター再発されたことを素直に喜びたい(苦笑)。

問題は購入する際、国内盤仕様と輸入盤のどちらを購入するかだ。国内盤はE式見開き紙ジャケット仕様で、さらにHigh Quarity CDでの発売となる。税込価格4200円。インスト2曲分の対価と考えたら、かなり高い。一方、輸入盤はデジパック仕様でアマゾンだと僕が購入した時点では1500円ちょっとで購入できた。その差は約2700円。国内盤仕様に差額分以上のメリットを感じることができなかったので、僕は10分間ほど迷ったが、結局は輸入盤を購入することに決めた。たしかに国内盤の魅力も捨てがたかったのは本音だが、それでも輸入盤との内外価格差があまりにも大き過ぎた。これなら他に別のCDを買った方が得策との判断です。後になってやっぱり国内盤の方を買っておけば良かったか!ともしかしたら後悔するかもしれませんが、現時点では正しい判断であったと納得してますね(苦笑)。


◎FRIPP & ENO 『NO PUSSYFOOTING』 2CD limited edition (DGM5007)

DISC.1:
01-05. THE HEAVENLY MUSIC CORPORATION (20.52)
06-07. SWASTIKA GIRLS (18.58)
08-12. THE HEAVENLY MUSIC CORPORATION (reversed) (20.52)

DISC.2:
01-05. THE HEAVENLY MUSIC CORPORATION (half speed) (41.49)
06-07. SWASTIKA GIRLS (reversed) (18.54)