廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★VANILLA FUDGE 「YOU KEEP ME ROCKING ON AGAIN」

2007年03月05日 | CACTUS
 
で、『GOOD GOOD ROCKIN' Live at ROCKPALAST』 の翌日に行なわれたベルリン公演を2枚組CDRで完全収録したアイテムが、この 『YOU KEEP ME ROCKING ON AGAIN - LIVE IN BERLIN 2004』 であります。

ライブ開始前のMCから客席の喧騒まで、たいへんクリアかつハイクオリティな高音質でオーディエンス録音されたライブ盤で、ある意味、オフィシャルで発売された前日のロックパラスト公演よりも内容的には上かもしれません(笑)。まるで客席から観ているかのような生々しい臨場感まで味わえてしまえる点が最大のアドヴァンテージで、ライブの全貌を知る資料性から考えても、本作の優位性はかなり大きいと云わざるをえません(笑)。これだからオフィシャルを補完するブートレッグ盤の存在意義というものは、いつまで経っても無くならないんでしょうねえ。まったく困ったものですが、それもまた真実なので仕方がありませんね(笑)。

ま、最近ではその対抗措置として、そのままオフィシャル・ブートレッグという形で海賊盤音源をオフィシャル発売してしまう強者アーティストも数多く現れて来ましたので、どっちもどっちなのかもしれませんが(苦笑)。この手のイタチの追いかけっこは、果てしなく終わることがないので、ジミー・ペイジ氏のように公けに容認して、逆にブートレッグ音源をうまく利用しているプロ・ミュージシャンが増えてきているのも、一方では事実なんですよね。これって「隠密録音もある種の文化だ」って認めていることに相違ありませんからね。まったくもって面白い現象が起こっている今日この頃です(笑)。

ヴァニラ・ファッジのファンであれば 「必聴音源間違いなし!」 のベルリン公演・完全収録盤ですので、ライブ前日公演との演奏曲順の入れ替わりや演奏アレンジの違いなど、比較して楽しんでみるのも一興であります。西新宿辺りでは、たまに中古ブートコーナーなどに並んでいることがありますので、興味をもたれた方は是非探して聴いてみて下さーい!!


◎VANILLA FUDGE 『YOU KEEP ME ROCKING ON AGAIN - LIVE IN BERLIN 2004』 (BREAKDOWN-40AB)

DISC ONE:
01. Introduction
02. Good Good Lovin'
03. Take Me For A Little While
04. Tearing Up My Heart
05. People Get Ready
06. Shot Gun / Carmine Appice Drum Solo
07. She's Noe There
08. Tim Bogert Bass Solo

DISC TWO:
01. Some Velvet Morning / Season Of The Witch
02. Do Ya Think I'm Sexy
03. You Keep Me Hangin' On
04. Superstition
05. Drum Solo
06. Parchman Farm

※Live at Quasimodo, Berlin, Germany, march 25th, 2004

TEDDY RONDINELLI - Guitars & Vocals
BILL PASCALI - Keyboards & Vocals
TIM BOGERT - Bass & Vocals
CARMINE APPICE - Drums & Vocals






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