2002年に発表されたヴァニラファッジの再結成アルバムがコレです。店頭で見かけた時はまさか再結成してニューアルバムを出したんだとは思わずに、なんだヴァニラファッジのトリビュート盤まで出るご時世になったのかと感心しておりましたら、なんとご本人たちが自分でトリビュートしてしまったというオチがついておりました(笑)。ジャケットデザインも1stアルバムのデザインを模したものでなかなかセンスはイイと思います!!
それにしてもカーマイン・アピスとティム・ボガートの超強力タッグのリズム隊というのは、改めて強烈な個性を発揮しているのだな、というのが実感出来た再結成アルバムであります。16年振りのヴァニラファッジ名義の作品であるにも関わらず、個性がまったく変わっていないというのも珍しいと思います。だって普通は寄る年波に音が老成して変化していくもんでしょう?(笑)彼ら二人はまったく変わっていないどころか、より強烈になっているのがスゴイところであります。
ライノハンドメイドから昨年リリースされたカクタス名義のベスト盤も最高に良かったですけど、こちらの再結成ヴァニラファッジの最新アルバムも侮れません。ヴァニラファッジのファンはもとよりカクタスやBBAのファンにも是非聴いてもらいたい作品ですね。国内盤CDはすでに廃盤扱いのようでありますが、今でも輸入盤CDであれば比較的簡単に手に入ると思いますので、大手CDショップに問い合わせて、入手して聴いてみて下さい。昔のヴァニラファッジの曲のセルフカヴァーを中心に、ロッド・ステュアートの「アイムセクシー」まで披露しておりますので、内容については赤丸保証付き、オススメです!!
◎VANILLA FUDGE 『THE RETURN』 (WorldSound, PPR77625-2)
01. Ain't That Peculiar
02. You Keep Me Hangin' On
03. Tearin' Up My Heart
04. Shotgun
05. People Get Ready
06. Take Me for a Little While
07. Good Good Livin'
08. I Want It That Way
09. Need Love
10. She's Not There
11. Season of the Witch
12. Do Ya Think I'm Sexy
CARMINE APPICE: Drums, Vocals
TIM BOGERT: Bass, Vocals
VINCE MARTELL: Guitar, Vocals
BILL PASCALI: Organ, Vocals
オルガンがちゃーいうて入ってきてもう腰抜かして、ギターのキめのかかっかかかかっかかいうあれが最高で、チャーも自分の番組で昔の方のかけてましたね。相当好きだったみたい。
竹中チャー師匠のヴァニラファッジ好きは昔から有名ですよね。
そーいえば、再結成ヴァニラファッジの来日公演が六本木で行われた時に(たしかスイートベイジル139)
チャーがリハーサルの最中に遊びに行ったことが切っ掛けとなって
チャー、ボガート&アピス(通称:CBA)でのライブが実現したというのは有名な話ですよね。
leeさん>
HMV店頭では、まだ国内盤在庫で残っている店がありますのでたぶん大丈夫だと思いますが(笑)。
僕も購入したのは国内盤が出る前に輸入盤で買ってしまったクチですので、
国内盤がなくても輸入盤で十分だと思いますよ、値段も国内盤より安いですし。
ライノハンドメイドのカクタスを一通り聴いてから、改めてヴァニラ・ファッジのファーストを聴き直しました。
このリユニオンもかなり興味をそそられる一枚ですね。
今度CD探索の際にはこれも探してみることにします。
カクタスもいいですけど、このヴァニラファッジも聴きはじめたら
きっと奥が深いんでしょうね。
輸入盤CDは何種類か過去のアルバム、CD化されてますよね。
今まであまり買う気がしなかったんですけど、
でもカーマイン・アピスとティム・ボガートの最強リズムセクションを有した
元祖バンドである訳ですから、やっぱり気になりますよね。
そのうち買ってみようかな~、何枚リリースされてるんでしょね??