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1982年に発表されたソニックユースの実質的な1stアルバムがコレですね。先日、ディスクユニオンの中古貴重盤コーナーに置かれていたのを見ましたら、いやはや現在では結構なプレミア価格が付いているんですね、このCD(笑)。僕はこのアルバムが初CD化された1987年に、たしか下北沢のレコファンで輸入シングルCD並みの値段で買ったという記憶が残っておりますが、時代が変わればCDのプレミア度も変わるんですねえ。たしかにその後、廃盤になって再発されてませんからね、欲しくても買えない状況が続いていた訳です。そういえば、先日ようやく再発されたダイナソーJrの1stアルバムだって、長いこと廃盤入手困難時代が続いておりましたもんね。
1stアルバムとは云え、内容的には5曲入りのミニアルバムでありまして、演奏自体をとってみても、まだバンドがキチンと機能してブレイクする前の試行錯誤期の作品に当たりますから、完成度という点からすると、まだまだ到達点からは遠いアルバムであったことには間違いはありませんね。だから再発されないのかもしれませんが(笑)。
しかし、どんなバンドにおいても成功するまでに通って来た道と云うのは必ずある訳でありまして、ファンになればなるほどその過程そのものにも興味をもって当然だと思います。急に今のレベルにまで到達した訳ではなく、いろいろな試行錯誤を経て、数々の失敗も経験し新たな挑戦にもトライして来た結果、現在に繋がっている訳です。インディーズ時代の記念碑的な作品として、僕の記憶の中にいつまでもとどめておきたい、そんなミニアルバムであります。
それにしてもジャケットに写っているキム・ゴードンの眼鏡スタイル、今ではまったく想像も出来ません(笑)。学生の頃はさぞや頭も良かったんだろうな~、お堅い才媛でね、きっと(苦笑)。
◎SONIC YOUTH 『SONIC YOUTH』 (SST RECORDS, SST CD 097)
01. THE BURNING SPEAR
02. I DREAMED I DREAM
03. SHE IS NOT ALONE
04. I DON'T WANT TO PUSH IT
05. THE GOOD AND THE BAD
たしかにTKさんのようにニューヨークパンクを愛聴されて来た方には
そのような受け止められ方をされても当然だと思います!!
僕の場合はなんたってソニックユースとの衝撃的な出会いがあの『Goo』だった訳ですから、
入り口が違えば、その解釈の仕方が違っても当たり前ですよね。
ただ例え入り口が違ったとしても、最後は同じ出口に向っているとは思いますね。
最近のソニックユースは新境地を開拓して、新たな道を模索し始めていると僕は評価しておりますし。
僕はSONIC YOUTHはこれから入ったのでやはりEVOLやCONFUSION IS SEXなど湿ったアルバムがすきですね(笑)
I DREAMED I DREAMのライブ見てみたいなぁ。。。
ところで私SST RECORDSが大大大好きなんです。最近twitter始めまして、よろしかったらnariternativeをフォローしていただけないでしょうか?よろしくお願いします。