2006年春のG1レースを締め括る『第47回宝塚記念(G1)』が今年は阪神競馬場ではなく京都競馬場で行われました。
朝から小雨が降りしきる中、第11レースが始まる直前には芝状態が「稍重」に・・・。ダントツ一番人気のディープインパクトが万が一負けるとしたら、この「天候のよる不良馬場」以外にはないと思っておりましたが、いざ蓋を開けてみたら不良馬場もなんのその、そんなものは杞憂以外の何物でもなく4馬身差ブッチ切りでの余裕の勝利と相成りました。やはり天才は格が違いますね(苦笑)。
僕も大方の予想通り、ディープインパクトを軸頭に三連単での勝負を賭けましたが、天皇賞(春)で二着だった横山典騎乗のリンカーンが九着へと沈んでしまったため、馬券は海の藻屑と消えてしまいました・・・(涙)。好勝負をしてくれると期待していた藤田伸二騎乗のアイポッパーは最降着でしたので、やはりこの馬、雨は大の苦手だったんですね。シンガポール国際G1を制した直後のコスモバルクもやっぱり馬群に消えてしまいました。まあ、しょうがないか(苦笑)。
というわけで、今年のG1前半戦を振り返ってみると、負け越しはしたものの大きな痛手になった勝負はなく、まあまあだったのではないでしょうか(本当かよ)。正直、ディープインパクトにはいろいろな面で振り回されてしまいましたが、これはこれで面白かったと思います。後半戦ではディープインパクトが国際G1『凱旋門賞』に挑戦することがすでに公式に発表されておりますので、これまた海外競馬からも目が離せそうにありません。秋レースの到来が楽しみです。
=レース結果=
1着 ディープインパクト(58武豊)牡4
2着 ナリタセンチュリー(58田嶋)牡7
3着 バランスオブゲーム(58田中勝)牡7
4着 ダイワメジャー(58四位)牡5
5着 カンパニー(58福永)牡5
※第47回「宝塚記念(G1)」