活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月20日】

2008-01-21 | 新書
 オーケストラの秘密を引き続き読んでおります。オーケストラの構成、楽器の説明などクラシック音楽を聴く基礎を解説しています。
 ビックコミックオリジナルの日です。弁護士のくずが面白い。悪徳弁護士にくずはどう対峙するのか、次回が楽しみです。最初は面白かった風の大地がちょっと冗長気味ですね。でも読んでいます。
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【1月20日】

2008-01-20 | 新書
 クラシックのコンサートは1年に1回行くか行かないかでありますが、ロックなどのコンサートに比べて少し構えてしまうところがあります。クラシックは自分がクラシックの演奏が出来ないということもあって、構えてしまうのかと思いますね(ロックはかつて楽器を使っていたこともあってわかるところがあるせいか構えないのだと思えますが)。オーケストラの秘密はクラシックコンサートの舞台裏を教えてくれる本で、この手の本を読んだらまたクラシックのコンサートに行きたいと思いたくなるでしょう。

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【1月19日】

2008-01-19 | 雑誌
 本の窓2月号を読んで、これは佐野洋のミステリーとの半世紀と佳多山大地のミステリーを読むという二つのミステリー関係の連載が面白く、他社も含めた書評も面白いです。
 例によって産経新聞をネット版で一週間分まとめ読み。


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【1月18日】

2008-01-18 | 新書
 沖縄を悲劇の土地として特別視する(それは一種の差別視)と同時に天国の地かのように移住の地として持ち上げる、端的に言えばそういう見方が本土の人間には沖縄にある、しかし、そこに暮らす人たちの現実をもっと見ろ、と花村萬月は言っています。沖縄をルポしたこの新書は、ノンフィクションライターが書いたとすると生々しすぎたかもしれません。小説家が書いたがゆえに、語彙や表現が多彩でそのあたりが薄まっていると思います。異質な沖縄ガイドといえますね。

「沖縄を撃て!」花村萬月 集英社新書

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【1月17日】

2008-01-17 | 新書
 花村萬月は北海道と沖縄が大好きだと言っています。自分も北海道と沖縄が大好きです。そして花村萬月は沖縄を愛するがゆえに、沖縄を撃つことをしています。沖縄は本土からみて何か特別な位置にいるかのようにお互いが感じています。でも多くの感情はインテリと自称している人たちの偽善だと言い放っています。沖縄の真実はそんな偽善者たちの仮面の裏側にあるということです。人間の性というか、人間の根源というか、風俗に関して著者は貪欲です。自ら徹底的に風俗を探訪します。その姿がいいですね。この本はノンフィクションルポですが、小説も読んでみたくなりました。
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【1月16日】

2008-01-16 | 単行本
 医療サスペンスというのはサスペンスの中でも人気のあるジャンルですね。心室細動は1998年のサントリーミステリー大賞をとったものです。面白かったのですが、舞台となった背景がちょっとありきたりかなと思いました。国立大学教授を狙う助教授は過去に出張先の病院で医療過誤に巻き込まれます。そこの院長と婦長との関係、院長の娘との男と女の関係、妻とのつめたい夫婦仲、妻の実家は資産家、主人公と看護婦との関係などありがちな設定です。この小説のキーは助教授の女への今ひとつの思いやりの無さが自らを窮地に追い込むということですが、なんか身につまされるところではあります。
 結城五郎の他の作品を調べたくて、携帯のヤフーで結城五郎と検索したら、一番の候補が茨城県結城駅から愛媛県五郎駅までのルートだったのは笑いました。
 沖縄が大好きなのですが、花村萬月の沖縄を撃つを読み始めました。沖縄は癒しという言葉で語られることが多いのですが、一方でそうではない面を記した本も出るようになり、本土の人が持っている理想とギャップが出るようになりましたね。

「心室細動」結城五郎 文藝春秋
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【1月15日】

2008-01-15 | 単行本
 人類史の本を読むと、ヒトは類人猿からヒトに進化したのはサバンナへの適合というのが主流のようです。しかし、なぜヒトのお産は他人の手を借りないとならないほど苦しいのか。それはヒトが生まれるとき産道でよじれるようになって出てきて、母親に対して後ろ向きだからだそうです。猿は自分のほうを向いて生まれるので、我が手でそのまま抱きかかえることが出来る。でもヒトがそれをすると子供を絞めてしまうことになりかねない。でも何故そうなっているのか。どこかに理由があるはずです。迷惑な進化ではそれはヒトがサバンナではなく水中適合をしたからではという説を取り上げています。水中出産なら子供はもっと楽に産めます。体毛が無いのもそれが理由だといいます。水中適合という進化が現代では迷惑な状態になっているわけです。けっして主流な説ではないのですが、ひょっとしたらこの説がサバンナ説に取って代わる日が来るやもしれません。うーむ、なかなかうんちく深い本でありました。
 読み終わった後は一転してサスペンスであります。医療サスペンス心室細動を読み始めました。

「迷惑な進化」シャロン・モレアム NHK出版
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【1月14日】

2008-01-14 | その他
 一週間分の産経新聞をネットで読みました。日経ばかり読んでいると経済記事を読むぶんにはいいのですが、国際記事とか社会記事は一般紙のほうがいい場合があるので、どうしても読みたくなります。かつては朝日新聞を購読していたのですが、最近の朝日路線に疑問があって産経に乗り換えてしまいました。そういえば最近の調査では日経を購読している人が若い世代には多いそうですね。就活で日経を読む必要があってそのまま読み続ける人が多いという分析だそうです。

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【1月13日】

2008-01-13 | 単行本
 寒い一日でしたが、コタツで迷惑な進化を読んでいるうちに居眠りをしてしまいました。ジャンクフードを妊娠初期に食べていると、子供たちは肥満になりやすいということらしいです。つまり栄養がないものを食べていると、今は貧栄養な状況だと遺伝子は理解して肥満になる遺伝子のスイッチがオンになってしまう。また女性は胎児のときにすでに卵巣を作っているわけなので、祖母がジャンクフードを食べているとその影響が孫に伝わるということなのですね。特に妊娠しているかしていないかわからない時、受精卵が一番活発に分裂を開始し、遺伝子のスイッチがいろいろとオンオフする時が一番大切でだということで、酒とかタバコとか色々な影響があるわけで、妊婦は子孫を残すために食生活をしっかりとしていないといけないのでありますね。当然同居する人間にも責任はあるわけです。
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【1月12日】

2008-01-12 | 雑誌
 昨日届いた地図中心を午前中読んで、そのあと迷惑な進化を数ページ読みました。僕たちはウィルスにあやつられているという章では、寄生虫やウィルスがいかに生き物を操っているかを教えてくれますが、例えば風邪を引くとくしゃみをするのもウィルスが自分たちを他の宿主に移動するために起こしているものと言えるので、知らずに操られていたわけですね。トキソプラズマという寄生原虫がいますが、猫を第一宿主とするものです。ありふれた原虫なのですが、一説にはヒトも半分は感染しているとも言われるそうです(!)。細胞や脳に住んでいるそうで、ねずみに宿ったトキソプラズマは脳をコントロールして、デブになって猫に食べられる行動を取らせるのだそうです。なにそれ、というところですが、じつはこの脳をコントロールするというのがみそで、人間に住んでいるトキソプラズマもなんらかの脳への影響を考えてもおかしくはないというのです。最近では特に統合失調症がひょっとしたらと疑われているのだそうです。
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