活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【8月25日】

2024-08-25 | 新書

インカ帝国は海岸から高地まで、0mから4,000mを越えるところまで灌漑し農地を作り、高さにあわせた作物を作り、都市を作ってきました。首都クスコは3,400mあります。今ふいに行くと高山病になりかねません。水さえあれば高地は病気も少なく住みやすいようです。太陽神を信じ、障がいのあるものは人も作物も異形として神の使いと考えていたようです。スペイン人が中米から病原菌を振り撒きながら南下してきた時、白人だったので(モンゴロイドの自分達と違うということで)異形と考えていたようで、最初にスペイン人の罠にはまりあっさりと帝国は終わりと告げました。文字がない文化ってどうやって文化を継承したのでしょうね。

「天空の帝国インカ」山本紀夫 PHP新書電子版

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