活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月17日】

2008-01-17 | 新書
 花村萬月は北海道と沖縄が大好きだと言っています。自分も北海道と沖縄が大好きです。そして花村萬月は沖縄を愛するがゆえに、沖縄を撃つことをしています。沖縄は本土からみて何か特別な位置にいるかのようにお互いが感じています。でも多くの感情はインテリと自称している人たちの偽善だと言い放っています。沖縄の真実はそんな偽善者たちの仮面の裏側にあるということです。人間の性というか、人間の根源というか、風俗に関して著者は貪欲です。自ら徹底的に風俗を探訪します。その姿がいいですね。この本はノンフィクションルポですが、小説も読んでみたくなりました。
コメント
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