昨日から新版日本の自然7日本をめぐる海を読んでいます。このところ地学づいていますが、山、川、平野、気候ときて海であります。今日へぇーと思った(ちょっと古いか)のは、海流の話なのですが、海流は川のごとく流れている印象がありますが、海は川のように高低差は大きくないのですね。高低差でなければ何を基準に流れているかといえば、実は等温度線、等高度線に沿っているのだそうです。それは大気の上空の偏西風が(地上風が)気圧の高低を基準に吹くのと違って、(気圧の)等高度線に沿って吹くのと同じ原理なのだそうです。コリオリ力(カでなく力・りょく)がその原因だそうで。海面は平らではなく2m近くの高低を持っていて、概して黒潮の南側が高く、沿岸側が低いのだそうで、その傾度の間くらいの等高度線に沿って流れているのだそうです。それは等温度線にも沿っているのだそうです。だから黒潮が止まると沿岸は50センチくらいの高潮になる計算だそうです。
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