活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月29日】

2024-03-29 | 単行本

地球で生物と言われる条件は細胞を持っていることです。生物はたった1つの細胞が38億年前の海中で生まれ、それを共通祖先として分化、進化して現在にいたっています。生物は大きなドメインとして、細菌(バクテリア)、古細菌(アーキア)、真核生物と3つに別れます。古細菌とは名前からすると細菌の前段階のようなイメージですが、全然違うもので、むしろ最近は真核生物の前にアーキアという段階を経ている、つまりドメインは細菌(原核生物)と真核生物の二つではないかということになりそうなのだそうです。アーキアがバクテリアを捕まえて、つまりミトコンドリアを内包するようになったのではないかと研究されているのです。ウィルスは今のところ生物とされていないのですが、もしウィルスが生物だということになれば、それは新しいドメインだそうです。そして、生物は遺伝子によって子孫を作り続けます。WHAT IS LIFE?の著者ポール・ナースは遺伝子学者です。

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