恐慌というのは資本主義の必然なのですが、マルクス主義経済学ではその後は革命が起きるというに対して、マルクス経済学ではその後は資本主義が拡大再生されるということになるそうです。自分が学生時代に学んだのはマルクス主義経済学で、現代には通用しない経済学と言われてしまっていますが、当時異端という感じだった宇野弘藏が唱えたマルクス経済学であれば現代でも通用する(マルクス主義経済学とマルクス経済学というのは佐藤優氏の言い方ですが)、というより現代だからこそ宇野マルクスが求められるのと言えそうです。佐藤優氏によって目が覚めた気がします。そうか、マルクスは今だから読み返す必要があるのかと思いました。功利主義者の読書術を読んでいます。
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