活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月15日】

2006-01-15 | 新書
 今日はCDをiTuneに登録している間の読書タイム。新しくiPodを買ったのでCDを入れようと持っているものをガンガンコピーしてますが、1枚当たり5分位かかっており、それを見計らってつぎはぎで読んでおります。昨日から戦後の日本のお話しを読んでいます。著者はTBSのディレクターだった人。映画やドラマ制作の観点から見ると、昔を再現するのに闇市の再現というのが一番金がかかるということです。大奥や鹿鳴館というような華美なセットを作るよりも、鉄兜を潰して作った鍋や釜、飛行機のジュラルミンで作ったフォークなどの小道具を(少数)作るのはいかほどの金がかかることか。さらに魚の皮で作った革靴などは作り方もわからない、というのが面白い話です。
 さらに戦後直ぐに新円切替のための預金封鎖というのがあったのですが、これは国会が承認したものではなく、当時の大蔵省が緊急避難的に行ったので、これが前例となって現代においても省令で行えるんだそうです(へぇー)。
コメント
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