Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鶏肉のマレンゴ風

2016-07-19 23:47:39 | 肉料理 Viandes

週末に次女カップルの到着 何時につくか判らなかったので煮込み料理を作って待っていました。

鶏のマレンゴ風。

ナポレオンは1800年にマレンゴ戦争でオーストリアに勝利後 突然空腹を感じたよう。料理人であるディユナン将軍 隣村まで食料調達。鶏1匹、完熟トマト6、卵3、ザリガニ6匹、オリーブオイルを探し出しての創作料理。ナポレオンは大層この料理が気に入り勝利の度にこの料理を注文したという逸話があります。

現在普通の家庭で作るこのお料理にはザリガニは入りません。私の今日のお料理も。手軽にできるお料理です。トマトの美味しい季節に作りたいお料理です。

  材料 4-6人前

 *鶏肉をさばき あばら骨の部分スープ用に取り除き 骨付き肉8片 約800g(骨付き 4本でも。関節で2つ切りにしてください)

 *玉葱 大1 微塵切り

 *大蒜 大2-3片 微塵切り

 *トマト 大3 皮を剥いて細か切り

 *小麦粉 山盛り大1

 *鶏のフォン 20cl チキンブイヨンでも

 *マッシュルーム 12個(私は好みなのでもっと入れました)薄切り

 *コニャック 大1(なくても宜しいです)

 *ブーケガルニ (タイム、ローリエなど、今日はセージ、ローズマリーも加え いわゆるプロヴァンスハーブを構成しているものです)

 *オリーヴオイル 大1.5

 *バター 20g

 *塩、胡椒

 *砂糖 少々 トマトや白ワインで酸味の強いときの隠し味

 *パセリ

 

  作り方

1 鶏肉は塩 胡椒しておく。

2 バターとオリーヴオイルを熱し 1の鶏肉を全面綺麗な色にでも焦げないように炒める。

3 2を取り出し玉葱と大蒜を軽く焦がさないように炒めてから 2の鶏肉を戻し小麦粉をふりかけまんべんなく混ぜる。

4 3にフォンブランを加えさらに白ワインを加え全体が滑らかになるようにかき混ぜる。(私はここまで大きなフライパンで作業を行います)

5 4を圧鍋に移してことこと30分ほど煮込む。

6 30分にトマトとマッシュルームを加え塩、胡椒、さらに20分ほど煮込む。

 コニャックを加える場合には最後の10分前に入れ最後に味を整える。

 

付け合わせは Haricot d'Espagne スペインの隠元、日本ではベニバナインゲンというよう。

太くて長いので縦に2つ切りそして更に短く2つ切りにしゆでたからエシャロット、大蒜の微塵切りとほんの少しベーコンを入れて炒めてからチキンブイヨンを少々とセージを入れてさっと煮込みました。塩、胡椒。そして我が家の好みでほんの少しのレモン汁。

このお料理はご飯はもちろん、パン、ピラフそしてパスタと色々相性が良いものです。

多めに作り温めなおしても。暑い季節には料理の手間は2食に1度そして熱々の料理をいただいて汗を流すのも。

ところでナポレオン好みの鶏のマレンゴなのですが。ザリガニはクールブイヨンでさっと煮てそして卵をフライしたものをこのお料理に添えるようです。確かに鶏肉とザリガニ、ラングスチーヌ、海老との相性は良いですものね。

 

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