Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

マルメロエキゾッチック子羊のファルシー

2016-11-16 15:27:59 | その他各国料理 autres pays

先日主人の親友で家族のような長いお付き合いのお友達がノルマンディーの庭で収穫した大きな籠あふれるほどのマルメロと胡桃を手に訪問滞在してくれました。

マルメロはよくお料理に使うのですがその中からマルメロの子羊のファルシー作ってという注文が主人から出ました。もう年月経つのですが一度イラン風このお料理を作り主人は感激するほど美味しかったというのです。レシピメモしていなかったので探してみたのですがお知恵拝借したのは記憶とは異なる感じです。でも兎に角2人が散歩から帰る前に急いで仕上げなくては。マルメロは固くって調理するの大変なのですよね。(涙)

 

   材料  8個分

 *マルメロ 4個 1,3kg

ファルス

 *子羊の挽肉 (脂の少ない肩肉) 400g

 *大蒜 1-2片 微塵切り

 *唐辛子粉 小1

 *生のフレッシュな コーリアンダー 20-30g

 *玉葱 1 微塵切り

   *生姜 微塵切り 大1

 *パン粉 50g

 *キャトルエピス  小1(胡椒、ナツメッグ、丁子、生姜配合の調味量、フランスでは少しシナモンも入っているよう)

 *卵 1

 *塩、胡椒

ソース

 *玉葱 1 微塵切り

 *大蒜 1-2片 微塵切り

 *生姜 大1 微塵切り

 *カルダモン 2粒の中身(レシピでは8粒でしたがカルダモンはかなり個性が強いのでこれで充分と思います)

 *チキンブイヨン 50cl

 *レモン汁 小4

 *砂糖 大1-2 マルメロの酸味により増量 甘めのほうが美味しいソースができます。

 *蜂蜜 大1-2

 *オリーブオイル 大3

 籠一杯のマルメロ

    作り方

1 子羊肉はフードプロセッサーにかけて滑らかな挽肉にしてファルスに書かれているもの全部と混ぜる。

2 マルメロは外側の産毛をきれいに洗い縦に2つ切り、種の部分は除き周り1.5cmほど残してくり抜く。くり抜いたものそして中の果肉は色が変わるのでその都度用意しておいたレモン汁の入った水に入れる。

3 くり抜いたマルメロにファルスを詰める。

4 中の果肉はみじん切りにする。

5 オリーブオイルを熱して玉葱 大蒜 生姜をまず そしてマルメロの中身を加えて軽く炒めてからチキンブイヨン、カルダモン、レモン汁、砂糖、蜂蜜 胡椒 を加え味がなじむまで軽く煮る。

6 オーブンに入る深めの器にマルメロを並べソースを注ぎ アルミホイルをぴったり被せ180度に熱したオーブンで 時折汁をかけながら(汁が少なくなったら水をたし)1時間ほどかけて焼く。最後の10分にはアルミホイルを外し軽い焦げ目をつけるとより美味しそうに出来上がります。

鍋に入れて調理するのが一般的ですが全部入るお鍋なかったのでオーブン焼きにしました。でもオーブンで焼くとマルメロが本当にとろけるように柔らかくでも崩れずに美味しく焼きあがります。

ところで以前作った時には2つに割らずマルメロ上部を切り中をくりぬきファルスを詰めてから蓋をして料理した記憶があります。

後で調べてみたらソースの中には少量のサフランとシナモンが。思い出しました。絶対お勧めです。上記のソースの中に加えてください。でもほんの少しです。

お肉とお米を混ぜてもよさそう。もう一度作ってみる? まだマルメロ残っているし現在季節で沢山出回っています。

付け合わせはブルグール。コーリアンダーを入れたサラダを添えました。柘榴のみを散らしていただくそうです。

 

マルメロのコンフィチュール

 

これはほんの一部。3倍ほど作りました。はじめはジュレにしようと思ったのですが主人は素朴なコンフィチュールが良いというので。メルメロはペクチンが非常に多く作りやすいです。レモン汁と水を加え柔らかく煮てから重量の半分の砂糖を入れて煮込みました。バニラを加えたものもそして庭に残っていた小さな赤い林檎を皮のまま加えたものも。林檎を加えたものは更に赤味が鮮やか棚の中で一番に輝いています。

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Yoshi)
2016-11-17 01:37:43
なるほどマルメロをくり抜いてベイクする、指を切りそうですがそうすると結構消費できますね、うちにはもうないのですが来年はぜひ作りたいです。
中近東風味付けがきっとマルメロに合うのでしょう。
今日は青りんごのジェリーを作りました。
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Unknown (Mchappykun2)
2016-11-17 04:11:53
マルメロ、英語ではクインスですね。多分食べたことがないと思います。固いのですか。それにしてもコンフィチュール、綺麗な色ですね。fleur de selさんは保存食を沢山お作りになるから、お忙しいだろうな、と思います。
中東風のマルメロのファルシ、食べてみたいです。
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Unknown (ryuji_s1 )
2016-11-17 09:04:15
fleur de sel さん
おはようございます
マルメロエキゾッチック子羊のファルシー
素敵なお料理
美味しそうです
綺麗なできあがりですね
丁寧な作り方ありがとうございます。
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マルメロとカリン (kunorikunori)
2016-11-17 16:31:59
Fleur de sel 塩の華 様

こんにちは。こちらにも来てみました。

マルメロとカリンと似ているのではないか…と思い調べておりましたら、10ページにもわたる論文?がありました。
http://www.forest-pro.jp/2012-10-04-kaishi-9gatu-tanaka.pdf
お花の写真もあり、歴史もあり、面白かったです。
いつも、こちらの不思議で、美しいお料理のお写真を楽しんでおります。
それでは、また! kunori
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Unknown (ソーニャ)
2016-11-18 12:40:05
カリメロはこちらにないのでどんな味なのかは分かりませんが、果物に羊のひき肉を詰めて・・・と想像すると美味しいだろうな(*^_^*)ご主人がリクエストするぐらいだし。

スナフキン氏は自分の庭の果物を持参すると
Emiさんが美味しく調理してくれるから車一杯に
運んでくるの分かります!
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yoshiさんへ (fleur de sel)
2016-11-18 23:44:56
マルメロの中身をくりぬくの大変ですが岩牡蠣を開く大変さに慣れているので無事パスしました。笑
昔の記事を見たらかなりマルメロでいろいろなお料理作っていたなと驚きました。青リンゴのジェリーおいしそうですね。
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Machappykun2さんへ (fleur de sel)
2016-11-18 23:53:16
かなり固くくりぬくにはちょっと手がかかります。でも柔らかくなった実はとろけそう酸味が強いので蜂蜜とよく合います。本当に一年中保存食を作っている感じです。皆私のところに持ってきたら使ってくれると思っているのでしょう。自然の恵みは喜んで受け取りできるだけ有効に使いたいと思っています。
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ryuji_s1さんへ (fleur de sel)
2016-11-18 23:56:57
このスパイスの聞いたイランのお料理まだその土地やレストランでいただいたことないのですが美味しいものです。我が家はスパイスのきいた料理好きな人々が多いです。次回作るときにはサフランを入れて初めて作った時の味を再現したいです。
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kunorikunoriさんへ (fleur de sel)
2016-11-19 00:13:57
おいでになりコメント下さりとても嬉しく思います。主人も家族の歴史を調べていた時期があります。
このたびはいただいたのですがマルメロ我が家にも小さな木があります。小鳥さんが運んできてくれいつの間にか。7年前のことでしょうか?隣に梨の木があり共生状態になりマルメロのほうが野性強しで梨は実を付けないようになりました。年にいより20個ほどの収穫市場では買えないような薫り高いものです。
写真拝見いたしましたが 我が家のものとはちょっと違う感じ マルメロの花は本当に美しいです。ど
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ソーニャさんへ (fleur de sel)
2016-11-19 00:21:54
これはぜひソーニャさん食べがいのあるお料理です。でも以前に作った香料入りのもの。もちろん彼を送り出すときにはかごの中に数々のコンフィチュールやオリーブ チャツネーの保存食に彼が家に着いて温めるだけで食べられるお料理も入れて送り出しますよ。彼はパリとノルマンディーの2か所の居を行き来しているので留守をすると何も食べるものないだろなーと心配なので。
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