Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鱸の塩焼きに鋏に包丁

2010-10-01 15:51:47 | 魚貝料理 poissons
奇妙なタイトルとお思いになるでしょうね。

今日のお料理はとてもシンプルなものです。

鱸の塩焼き 無花果のカレー



鱸 養殖のもの多いです。でも私の買うものは買い付けの牡蠣業者のお父さんが私の住む村の前の エックス島近海で釣る天然の鱸です。身はぴちぴち引き締まって余分な脂はのっていないし鱸の独特の匂い嫌いな方でも大丈夫。釣りたてなのでお刺身にしてもとっても美味しくいただけます。

エックス島


ナポレオンが流されて最後の日々を送った島です。(写真はお借りしています)

今日はなんだか忙しかったので簡単に塩焼き。大根がなかったので初夏に沢山作った無花果のカレーの保存瓶を開けました。
これ作り方入れていませんね。
生姜と大蒜グリーンカレーペーストに色々調合した私の香味料香ばしく炒ってから入れた辛さより芳香の無花果カレーです。(機会があったらご紹介いたします。何しろ大量のものを仕込みレシピ無く感覚で仕上げたので。)

今日はレシピが無いので私が料理の際に使う鋏のご紹介



私気に入った切れる包丁に恵まれず泣いています。そしてフランスのお料理鋏を使ったほうが早く綺麗に仕事が進むこと多いことに気がつきました。

よく使う3つの鋏

左のオレンジ色の柄のもの。今日のようなお魚の料理の時 刃がしっかりしているのでお腹を裂いたり鰭をちょんちょんと切るのに包丁より便利です。フランスのお魚屋さんを見ていて便利そうと購入したものです。

右下は皆さんご存知の鶏肉の丸焼きなどをカットする鋏。



これは刃が三枚。シブレットやパセリが簡単に早く切れます。包丁で切ったほうが細かく切れるでしょうが。でも切れない包丁とでこぼこなまな板にぶつかるとうまくいきませんよね。(笑)
ちょっと荒めなのは もっと研究ありの感じだけれど 重宝しています。



これご存知ですよね。セラミック包丁。
シリコンとイットリウムで出来たダイヤモンドに次ぐ硬いもの。腐食 酸化が無く食品に匂いも色も移らないと言うのがカンパーニュ。

昨日マルシェに行った時宣伝販売。
テレショッピングで今大人気のセラミック包丁だよ。(私はテレビ見ないのでしらなかったけれど)
大きな人だかり。トマトの切れ具合に立ち止まり。
切れない包丁はトマトが切れないといつも悩んでいた私。
購入した年配のマダム私と目が合い にっこり。この人さくらではないかしら??? 私日本人的風貌だし。
他に購入した人々も。試しにトマト切ってみたら本当にすんなり切れる。セロリも。それでもこのデモンステレーションに使っている包丁と売るものは異なるのではないか?と質問しようかしまいかと躊躇。あまり押しの強くない私です。苦笑。
来週 いるから気に入らなければ返品しても良いと言うので、、、買ってしまいました。



今日の鱸の塩焼きに添えたトマトサラダ。



トマト こんなに綺麗に薄く切れました。
玉葱は トマトより難しかったです。レモンも試してみたけれどまあまあ。
お肉のスライスも薄く切れます。
刃割れが怖いし切れ具合衰えるのでは?とも思い私はもっぱらトマトのスライス用にだけ使いたいと思っています。

この包丁買ったばかりなのでまだ本当によいものか長続きするものか分かりません。宣伝はしませんよ。
ちょっと今日のお喋りだけにとどめておきます。


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