ワインのコンフィチュール

昨日オレンジのコンフイチュールを作る際　沢山瓶を煮沸消毒。思いたってこのような物を。




Confiture de vin

ワインのコンフィチュールです。
このコンフィチュールとの出会いは15年ほど前。　家事に疲れていた私の誕生日に　主人から　ロワール河　アンボワーズ3週間の家庭滞在をプレゼントされ　恐る恐る一人で車旅をした時に発見しました。ボルドーワインの近くに住んでいながらあまり気を付けて見なかったのに旅出と共に新しい視野が広がったのでしょうね。ワイン屋さんには必ず飾ってありました。

この地方で極限られた　モンルイという有名な　ほのかに甘い白ワインを産するワイン畑を持つ御友達が彼女のワインカーブの中で初めて試食させてくれました。

昔からあるレシピ。彼女は日光に恵まれずどうしようもないワインの不出来の年に昔のおばあ様の作っていたこのコンフィチュールを思い出し全部手作りで変身させ恐慌を乗り切ったそうです。



今日はモンルイ　ロワールワインではないけれど（このワイン地元で無いと手に入りません）芳香な甘味のアルザスワイン　ゲベルツトラミネールワインを使って。

このワイン　良いものは本当に高価です。ボルドー地方南のソーテルヌワインのごとく。
私の使用したのは本当にお手ごろの安い物ですけれど。
リーチの香りの一寸ばかりスパイシーな個性的なワイン。辛口の物は中華料理とよく合うそうです。（私はアルザスワインは殆ど知識がないのでたいしたこと言えません。御免なさい。）






このコンフィチュールの食べ方は?
フォワグラと合うのです。スモークサーモンとトースト　チーズとでも素敵。
ジビエには最高。果物のタルトの仕上げにアブリコタージュの代わりに塗っても。
その他お料理にも使えますがこのようにシンプルに食べるのが一番。

今日はフォワグラではないけれど生ハムとロゼットソーセージのカナペにほんのちょっぴり載せて楽しみました。

赤ワインローゼワインのコンチュール。赤ワインの物はシナモンや丁子を加えて個性的に仕上げる物ことも在ります。





作り方は極簡単

　材料

ゲヴェルツトラミネールワイン　1本　750ｍｌ
グラニュー糖　700ｇ（私は500ｇ）
ペクチン　1袋　37.6ｇ(alsa vitprisを使用）日本にもこのようなペクチンあるでしょうか？

　作り方
　
1　ワインをほのかに煮立てる。
2　砂糖　分量から大匙2杯取りペクチンと混ぜておく。
3　2を1に加え煮立たせ1分間煮立て続ける。
4　残りの砂糖を加え強火で3分間あくを取りながらかき混ぜる。





小瓶で作ったら可愛らしくプレゼント用にぴったり。
市販のハム　ソーセージでも　これでぐっとお洒落になることうけあいます。

赤ワインで又作ろうかな?　

コンフィチュール作り　手間掛かるけれど出来上がりを眺めると幸せな気持ちに包まれるのご存知の皆さん沢山ですよね。


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