Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

笠子のプロバンス風 (パエリア風 でも リゾット)

2007-03-04 17:58:38 | 魚貝料理 poissons
このお魚ラスカス(rascasse)と言います。南イギリスの沿岸から此処フランス大西洋岸空スペインの海岸線地中海来たアフリカにかけて獲れる魚。辞書には笠子の一種と書いて在ります。



日本の笠子の食べ方は煮付け又はから揚げですよね。魚屋三代目日記のお魚屋さん。お魚だけだけでなく 野鳥の素敵なお写真 いつも楽しみに拝見しているのですが日本の笠子の裁き方ご指導。これを拝見から揚げにしようかとも心が揺らぎました。お魚屋さんいつも魚情報有難うございます。)

でもフランスではこのラスカス煮付けにはもちろんから揚げにもしません。ブイヤーベースの中に入れます。そして切り身にしてからムニエル又はおソースと。所違うとやはり食べ方も異なります。魚も同じ物ではないのでしょうね。

今日はどのように食べよう。

パエリアのようにサフランご飯の中で煮たら美味しいのではないかな?と
でもお米リゾット用の物しか家にないのでパエリアには向かないと思い。



ラスカス(笠子)のパピヨット
サフラン味のリゾット
フェンネルの蒸したもの
赤ビーマンのオーブン焼き



適当な大皿が無いのでパエリアの鍋に盛り付けました。



これがラスカス 既に腹も洗いうろこも取った状態。(お魚屋さんに頼みました。)。1kg 7ユーロ。フランスでも魚種類により極高価な物のある中でこの日の本当のお買い得品でした。(切り身の物を買うと高いです。頭の大きい魚だから切り身にすると本当に小さくなってしまうので。でも頭付きはだしがでます。

この魚と相性の良いフェンネル葉の部分は香料として使用。

今日はどのように効果的にこの献立を作るかの要領をご説明。
割と時間掛かりません。

1 魚は私のいつものようなパピヨット仕立て。お腹の中に 玉葱 大蒜 塩 こしょう トマトの微塵切り(レシピは此処をどうぞ) プロヴアンスハーブも混ぜた物を詰め魚の表面にはフェンネルの葉を散らしオリーブオイルを何滴か垂らしてセロファン紙に包みオーブンで焼くだけです。


2 オーブンで焼く時 残りのスピースに赤ピーマンそのまま ポン と入れるのです。
パピヨット 焼けると殆ど同時に赤ピーマンも。紙袋に移し少し蒸らしてから皮をむくと美味しい赤ピーマンの出来上がり。

3 フェンネルは4つ切り蒸かし器にかける。茹で上がり熱いうちに塩こしょうオリーブオイルを少々で味付け。

4 サフランのリゾットはレモンのリゾットと作り方は同じ。此処をどうぞ。ハーブの代わりにサフランを。今日はサフランが足りなかったのでターメリックを足しました。レモンのリゾットともとても合うと思います。

5 リゾットを盛リ魚を載せその上に皮を剥い手千切りの赤ピーマンを飾り フェンネルを周りに飾ります。

6 魚の上にはソースを(レモンの絞り汁+玉葱の微塵切り+大蒜の微塵切り+醤油_+唐辛子の微塵切り)かけて

全部併行に準備すると割と短時間で出来上がり 一皿で経済的な割には豪華な印象です。
他の魚でもフェンネルでなくても他のお野菜でもどうぞ。

あまりパエリアは作った経験ありません。いつも簡単パエリア。次回には挑戦したいと思っています が?




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