登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

東海自然歩道【東京~大阪】第6回 ;鳳来寺~香嵐渓 3の1

2009-11-26 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野
2009年11月15日(日)~20日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第6回 ;鳳来寺~香嵐渓
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東海自然歩道No6 

愛知;鳳来寺~香嵐渓 3の1

2009年11月15日(日)~20日(金)

計画の段階で「鳳来寺~四谷」間がネックになる。
この区間は東海自然歩道沿いに宿がない。
一日で歩き通す体力・脚力は持ち合わせない。
テント泊という手段もあるが、翌日、東海自然歩道三大難関の
一つといわれる岩古谷山の通過をひかえている。
身軽な装備が望ましい。

地形図をツラツラ眺めるに、この区間の中間あたり、玖老勢峠
から里へくだる登山道がある。
宿泊施設「山びこの丘」が降りた里にあるのも好都合だ。
玖老勢;「山びこの丘」に2連泊してこの区間を攻略しよう。

玖老勢への下山・再入山に時間をとられるのは致しかたない。
極限まで体力・脚力を消耗するか、少しでも楽をするか、
の選択である。


《日程》
11月15日(日)自宅⇒豊橋;ビジネスホテル(泊)
11月16日(月)鳳来寺~玖老勢峠~玖老勢;山びこの丘(泊)
11月17日(火)棚山高原~宇連山~海老峠~仏坂峠
       ⇒山びこの丘(泊)
11月18日(水)四谷~鞍掛山~岩古谷山~池葉守護神社
       ~田口;奥三河総合センター(泊)
11月19日(木)福田寺~大名倉~宇連~段戸湖;きららの里(泊)
11月20日(金)寧比曽岳~綾渡~香嵐渓⇒帰宅

《往路》
11月15日(日)
JR品川18:40(ひかり)
⇒豊橋駅19:59~ビジネスホテル(泊)
11月16日(月)
JR豊橋駅06:00(飯田線)
⇒三河大野駅07:04

《復路》
11月20日(金)
バス停香嵐渓15:51(名鉄バス)
⇒東岡崎16:57-18:06(名鉄本線)
⇒名古屋18:50-19:22(JRひかり)
⇒品川21:03
   
《宿》
11月15日(日)豊橋;東横イン
11月16日(月)玖老勢;山びこの丘(連泊)
11月17日(火)玖老勢;山びこの丘 
11月18日(水)田口;奥三河総合センター 
11月19日(木)段戸湖;きららの里 

《費用》
交通費
  行き JR 9350円
  帰り バス 800円
     名鉄  650円
     JR 10780円

宿泊 
東横イン  6090円
山びこの丘  4400円(素泊り2泊分)        
奥三河総合センター 1400円(素泊り)
きららの里  1000円(素泊り)

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《歩程》
 
 11月16日(月) 

三河大野駅7:08~湯谷峠8:18~行者越8:33~東照宮9:14
~鳳来寺本堂9:26~鳳来寺奥ノ院9:58~鳳来寺山10:13
~犬戻岩11:02~玖老勢峠11:31
~玖老勢;山びこの丘13:30(泊)

【行動時間6時間22分】
   
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地形図2.5万;三河大野

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三河大野駅  7時08分出発
鳳来寺に生息する「ブッポウソウ」の彫り物が駅舎を飾る


湯谷峠
湯谷温泉からのコースと出合う


歩道橋を渡る


行者越

東照宮
境内を掃除している宮司さんにお聞きすると、大型台風の通過時、
杉2本がなぎ倒されたそうだ。


鳳来寺本堂


鳳来寺奥ノ院
今にも倒壊しそう



【下界には今宵の宿が見えている】


鳳来寺山

【分りやすいイラストマップ】


【これから目指す山並み】


犬戻岩

玖老勢峠
峠(最低鞍部)へ至る手前に道標「棚山高原⇔鳳来寺」あり
その道標柱に「玖老勢峠」の表記
その道標地点を見逃さずに左折すると、玖老勢集落へ通じる

【ベンチ№20】玖老勢峠の良い目印になる


↓最初、涸れ沢を行く。
↓テープ・踏み跡もある

【炭焼釜跡が残っている】



↓右岸に渡ると林道になる
【ツルリンドウ】     【弁天様祠】
 

【杉植林帯】


【玖老勢集落にあるイチョウ大木】


【山びこの丘展望塔】山上から見えていた建物

↓     

玖老勢「学童農園山びこの丘」(泊) 
 焼き立てパン・りんごを購入
 夕食用にお弁当も調達し、部屋へ持ちかえる。

学童農園山びこの丘
http://www.sanyurin.jp/yamabiko/index.html 


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 11月17日(火)
 

山びこの丘5:30~玖老勢峠7:40~棚山高原
~宇連山11:11~海老峠~仏坂峠13:10
~仏坂トンネル入り口13:25(送迎)⇒山びこの丘13:40(泊)

【行動時間7時間55分】

そぼ降る雨が一日中やまず。
カメラはリュックに仕舞いこんだまま、黙々と歩を進める。
歩いていても、身体がホカホカ暖まってこない。
トムラウシ遭難の低体温症は、この状態が長時間、続いて
ああいう事故になったんだなと実感する。


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地形図2.5万;海老

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山びこの丘 5時30分出発

途中、コンビニで軍手と使い捨てカイロを購入する。

昨日、下山した同じ道を登り返す。
念のため、マイテープをぶら下げておいたのが役に立つ。
炭焼釜跡を右に回りこむ地点で、道を失いあわてる。
マイテープがチラと見え、オウ!下げておいて良かった、
と胸をなでおろす。



玖老勢峠



棚山高原
分岐があまた、ある。
右折や左折を何度も繰り返す。
指導標を見落とさなければ間違うことはない。

宇連山
山頂から携帯が通じる。
山びこの丘に電話し、2時間15分後に送迎を依頼する。
休憩舎で昼食を摂る。


海老峠
指導標に書かれている次ぎのポイントまでの所要時間
がかなりあまい。
ウソーと思いつつも、約束に遅れてはならじと小走りになる。


仏坂峠

仏坂トンネル入り口


↓送迎

送迎の途中、「四谷の千枚田」撮影ポイントで車を停めてくれる。



玖老勢;「学童農園山びこの丘」(泊) 

鳳来寺から四谷間を玖老勢峠で区切り、2日間掛けて歩くプランは、私にとって正解だ。

「山びこの丘」に泊まると、四谷まで送迎してくれるのも好都合。
働いている職員さんの応対がこまやかに行き届き、なにより親切。
売店・食堂が充実している。


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3の2


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心配です (こーぺー)
2009-12-02 07:02:41
マイテープとか知恵を使いつつも、いつも命の綱渡りをしていて、危なっかしいこの上ない・・・!!!
でも、ちゃんと体力の分析をしていて、えらいなあと思います。
年をとって、めっきり酒も弱くなったのに、自覚なしの竜君でした・・・。
返信する
心配をおかけします (登子)
2009-12-04 07:44:20
転ばぬよう、用心深く歩いています 
返信する

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