登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山;その1

2009-04-16 | 東海自然歩道
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2009年3月2日(月)東海自然歩道【東京~大阪】第1回 高尾山~石老山
2009年3月16日(月)~19日(木)東海自然歩道【東京~大阪】第2回 石砂山~富士浅間神社
2009年4月6日(月)~10日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山
2009年5月11日(月)~15日(金)東海自然歩道【東京~大阪】第4回 竜爪山~高根山
2009年6月7日(日)~10日(水)東海自然歩道【東京~大阪】第5回 家山駅~新宮池~秋葉神社~市ノ瀬~三河大野

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東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山;その1

2009年4月6日(月)~4月10日(金)

行程
富士ビジターセンター~足和田山~鳴沢氷穴~本栖湖(泊)
~A沢貯水池~麓集落~猪ノ頭集落(泊)
~小田貫湿原~長者ヶ岳~上佐野(泊)
~思親山~井出駅~鯨野~上徳間峠~徳間(泊)
~奥山温泉~田代峠~バス停・大平


《往路》4月6日(月)
新宿西口高速バス乗り場7:10
⇒富士急ハイランド8:50

《帰路》4月10日(金)
バス停・大平16:15(静岡鉄道バス)
⇒但沼車庫16:51-17:12
⇒JR清水駅前17:47-19:00(高速バス・しみずライナー)
⇒東京駅21:39

《宿》
4月6日(月)本栖湖;湖水祭 
4月7日(火)猪ノ頭;水口屋 
4月8日(水)上佐野;佐野清涼荘 
4月9日(木)西根熊;根熊山荘 

《費用》
交通費 行き 高速バス ¥1700
     帰り 静岡鉄道バス ¥1130
       高速バス ¥2800

宿代 本栖湖;湖水祭 ¥8500(2食)
   猪ノ頭;水口屋 ¥6800(2食)
   上佐野;佐野清涼荘(自炊) ¥2000(寝具レンタル込み)
   西根熊;根熊山荘 ¥6800(2食)

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《行程》
2009年4月6日(月) 




富士急ハイランド 9:16出発~ 富士ビジターセンター9:29~ 足和田登山口~ 足和田山12:14~三湖台13:43~紅葉台~鳴沢氷穴14:55~精進移住地前~バス停・本栖入り口;湖水祭17:50(泊)=行動時間8時間34分

【地形図2.5万;富士吉田・鳴沢・精進】

バスを降り、良い気分で、意気揚々と歩き出す。
いやさところが、3時間半経過した頃、右靴底が半分はがれてしまうというハプニングに見舞われる!
足和田山でゆっくり昼食をとり、いざ、下りかけたらパクパク変な音がする。
アリャリャ、靴底がブランブラン剥がれている。
一瞬、青くなる。
紐類として唯一、所持していた幅広ゴム紐で靴底の土踏まず部分をグルット、甲まで固定する。
なんとか歩ける。行ける所までこれで歩こう。
紐が磨り減らないよう、右足はできるだけ柔らかい所に着地する。
幸い、靴先部分はくっ付いている。
明日以降の計画をどうしようか、グジグジ悩み続ける。
足和田山から宿まで5時間、パクパク、音を奏でながら、靴底は持ちこたえた。
不幸中の幸いと言えようか。
明日は山旅を中断して帰宅しようと心も決まる。
本栖湖の宿「湖水祭」にチェックインするなり、明日以降予約してある宿3軒に断りの電話をいれる。
つらつら考えるに、靴底は劣化していたのだ。10年間、仕舞いこんでいた靴だった。

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富士急ハイランド  

富士ビジターセンター・・・センターを回り込むように、溶岩道に入っていく。


【剣丸尾溶岩流に1100年かけて植物が復活】


船津口登山道
↓ ここらあたりで右折標識を見落とし、直進してしまう。
  畑仕事している人が、正しい道を教えてくれる。
  富士山の自然ボランティアをしている人だった。
河口湖ラケットクラブ

国道139号
↓ 
大田和入り口    

足和田登山口  


足和田山p1355m

【湖は樹木にさえぎられ、湖面が見えづらい】足和田山頂から



西湖分岐  


三湖台p1202.6m・・・西湖を隔てて対岸に鬼ヶ岳・十二ヶ岳がそびえる
 
【青木ヶ原樹海を眼下に見下ろす】ここ三湖台から、青木ヶ原樹海へ下り、端に見える精進湖まで樹海ロードを歩き抜ける。

【富士山も姿を見せる】三湖台から



紅葉台p1164.7m

【青木ヶ原樹海の真っただ中】


鳴沢氷穴・・・リュックを預け、長靴を借りて、溶岩洞窟の中を下って行くと、大きな天然氷柱を見る

富岳風穴分岐  

精進登山道分岐 

精進移住地前  

バス停・本栖入り口;ペンション湖水祭(泊)       
 相客は、ゆったり4連泊滞在して、ヒメマス釣りをたのしんでいる青年。
 釣果の魚は、持ち帰らず放流してあげるそうだ(キャッチ&リリースというらしい)

 夕食、熱々の生椎茸バター焼き、椎茸は自家栽培・肉厚で旨みが詰まっている。
 豚の角煮はくさみが無い。豚肉の下処理が肝要、まず焼いて脂を落とす、次に茹で て脂を落とす、一晩置いて固まる脂を捨てる、それから味付けをすると教わる。
 沖縄料理ラフテーに似ている。

 明朝、帰宅する時に乗車する河口湖行きバス時刻を調べてもらう。

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2009年4月7日(火) 

魔女の奥様がシンデレラシューズをこの私にプレゼントしてくださった     2足も!
昨日、青木ヶ原樹海をパクパク歩きながら、夢想したシンデレラシューズ物語が現実に起こった。
朝食後、バスの時間まで余裕があったので、宿の長靴を借りて散歩にでかける。自然歩道の標識を見かける。
長靴の履き心地が良い。
ここでヒラメク~。この長靴をお借りできたら、山旅を続けられる。
宿へ戻り、お願いしたら、快く承諾してくださった。
ヒャー、嬉しい。
キャンセルした3軒の宿を再予約する。
リュックを詰め直す。
太っ腹の奥様はこの靴も良かったら予備に持っていってとスポーツシューズも差し出してくださる。
お握りとバナナもくださる。感謝、感激、雨、アラレ・・




ペンション湖水祭9:16~バス停・県境10:33~端足峠分岐~A沢貯水池11:40~根原吊橋12:25~朝霧高原休憩地~麓集落14:01~朝霧グリーンパーク~猪ノ頭中学校~陣場の滝15:25~民宿水口屋16:00(泊)=行動時間6時間44分

【地形図2.5万;精進・人穴】

ペンション湖水祭

【ペンション湖水祭のすぐ側を自然歩道サブルートが通る】


バス停・県境

休憩舎
↓ツーリングスタイルの女性が腹ごしらえしている。
 竜ヶ岳を目指すという。
端足峠分岐


A沢貯水池からダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳を望む 昼食を摂る。長靴からスポーツシューズに履き替える



根原吊橋



朝霧高原休憩地
↓ 草原の鳥をウオッチングしている人がランチ中

牛舎と牧場



麓吊橋から毛無山が見える



朝霧グリーンパーク

猪ノ頭中学校


【陣場の滝】 水場があり、20Lタンク持参で水汲みにきている。



【湧水でワサビ栽培をしている】



【富士山をバックに鯉のぼりが泳ぐ】猪ノ頭



バス停・猪ノ頭;民宿水口屋(泊)
【富士山】 宿から

【紅富士】夕日をうけ、刻々と薄紅色に染まっていくのを飽かず眺める

【夕食はマス尽くし】 宿は鱒養殖場の真ん前にある

【フジザクラ】


 「ペンション湖水祭」の奥様がプレゼントしてくださったスポーツシューズのお陰で、スイスイ先へ進めた。
「早く着いたね」と猪ノ頭・水口屋の女将さんが驚くぐらい~
珍しいことに、今日は一度も道間違わなかったし・・


その2

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