土日温泉旅の帰り道に、
上映時間のタイミングがよかったので、友人と映画を観てきました。
昨日封切りになったばかりの山田洋次監督の『母と暮らせば』。
長崎に落とされた原爆によって、一瞬で命を奪われた医学生の息子が、
3年後に、悲しみを抱えて一人生きるお母さんのところに現れて・・・
あら、これって「ネタバレ」っていうのかしらん・・・やめておきましょうかね。
原爆が落とされた瞬間の場面は、胸が痛くなる衝撃を感じたけれど、
中盤は、比較的淡々とした展開。
でも、吉永小百合、二宮和也、黒木華などの俳優さんたち名演もあり、
戦後70年の今、改めて、戦争によって強引に変えられた個々の人生を思い、
悲しみの中で細やかに心をやり取りする(日本)人の優しさをしみじみ味わい、
山田監督が描いた結末と、その美しい映像に救われ、
涙涙で観終わりました。坂本龍一さんの音楽も 素敵でした。
さて、涙でお化粧の落ちた顔で、帰り道にレストランを発見!
たったいま観た、戦後の食糧不足の生活に思いを馳せつつ・・・
素敵なランチをして・・・しまいました・・・
きめのこまか~い ふわもちのフォカッチャと、とても鮮度の良いベビーリーフのシーザーサラダ。
大好きなマツカワガレイのカルパッチョ。下には茄子、上にはオレンジとウニ~。
香りの良~い ハーブやレッドペッパーや ゴルゴンゾーラまで乗っていました
パスタは、アサリと青海苔のアーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノ
デザート・・・記憶は定かではありませんが・・・
マスカルポーネとココナッツミルクのジェラート?やクリーム?の下にあんぽ柿。
香りがよくって、風味の良い甘さで、素晴らしかった!
これに自分で選べる飲み物が付いて、1600円。
ジャズの流れる地下のお部屋もオシャレでした。
再訪したい、素敵なお店でした。
愉しく幸福な休日・・・それができる時代と状況に、
今日も 心から・・・感謝感謝・・・