ヨガとは、Union(つながる)こと、という意味で、サンスクリット語のyujに由来します。
Body, Mind, Spirit が調和する(自分の体と意識と魂のつながりに気づくこと)ことと、すべてのものがつながっていることに気づいて、自分もその大きなつながりの中にいると気づくこと。
そのつながりや大きな愛に少しでも触れると、しあわせを感じたり、自分を深く知ることで満たされるものがあるのだと思います。
日々のヨガの練習は、大きなつながりを感じることやそこで得られる内側の平安さ、自己を深く知るためのテクニックとして伝えられています。ヨガをする目的が人それぞれであっていいように、方法もそれぞれ自分に合ったものを選んでいいのだと聞きます。ヨガの種類や流派はいろいろあるけど、着くところはひとつだと思うし、大きなところで、本質は同じで、共通したものがあるのだと思います。ひとつのものから、分かれていっていろんなやり方になったのだから、逆にそのどの道を選んで通っても、同じ場所に着くように。
何千年も前に、インドの人々は、生き方を洗練させるために、工夫し練習していました。ヨガに関する最も古い書物のひとつが、紀元前2~1世紀から、5世紀の間にPatanjaliという人によって書かれたYoga Sutras です。その中で、どのように自分のマインドを扱い、そして inner peace を見出だすために、わたしたちに8つのステップとして挙げています。
これはAshtanga Yoga といわれ、Ashta は8 、nga は limbs(枝、とか腕とか、脚)を意味し、 The eight limbs of yoga ともいわれます。
⒈ Yamas (moral principle) 行動とか習慣とか考え方について(いけないこととか)
⒉ Niyamas ( referes to the attitude ) 自分を高めるための考え方や行動について
⒊ Asana ( Postures ) ポーズ
⒋ Pranayama ( breathing techniques ) 呼吸法
⒌ Pratyahara ( withdrawal of the senses ) 意識を外界からの刺激や感覚の支配から解放すること
⒍ Dharana ( concentration ) 集中
⒎ Dhyana ( meditation ) 瞑想
⒏ Samadhi ( highest state of consciousness , oneness ) 三昧 瞑想が深まった状態
自分の行動、身体、呼吸など、コントロールしやすい外側から意識していって、さらに内側の旅へと進んでいくとされています。
わたしは以前、趣味でヨガを始めて少し経ったころ、英語の勉強を何か好きなことでしようと思って、ヨガのことについて調べ始めたのですが、それまで、ヨガってポーズのことだと思っていました。意味を知って、それからますます学ぶのが面白くなりました。

(調べノートより)