平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

24 シーズンⅥ ②

2008年03月04日 | テレビドラマ(海外)
 8:00~10:00

 5つのプロットで進行していく。

★地下鉄の爆破犯を尾行するジャック
 爆破犯を追えばテロの主謀者ファイエドにたどり着く。
 同行するのは和平を願うアサド。
 しかしジャックに合流したCTUの捜査官カーティスはアサドに敵意むきだし。アサドに何かある様だ。

★ホワイトハウスでは権力争い
 カレン・ヘイズとトム・レノックス。
 テロを抑止するためにイスラム系アメリカ人を収容所に入れようとするトムと彼らを守ることこそがアメリカへの信頼を生み結果テロ抑止になるというカレンとの争い。
 大統領のウェインは彼らをうまく仕切れていない。
 兄とは少し違うようだ。

★CTUではクロエの元夫モーリスとその上司がうまくいっていない。
 自分の能力に自信を持っているモーリスと彼を管理しようとする上司との対立。

★大統領の妹サンドラもFBIと対立
 人権派の弁護士サンドラは収容所に反対しているが、恋人のワリードが収容所でFBIの潜入スパイになることに。
 スパイだとわかれば袋だたきにされる。
 サンドラはFBIに食ってかかる。

 敵側の動きは次のようなもの。

★ソフテル3(スーツケース核爆弾)の起動装置
 旧ソ連の小型核爆弾。半径800メートルを核攻撃できる。
 これを運ぶ役割のアーメッド(アハメッド)が足に怪我。
 隣に住む友人のアメリカ人一家に銃を突きつけ、自分の代わりに起動装置を手に入れ運ぶように言う。
 果たして家族を人質にとられた父親は起動装置を売人から受け取ろうとするが、売人は値をつり上げる。売人を殴り殺して起動装置を手に入れる父親。
 一方ジャック。
 人質に取られている家族のことを聞き突入。
 アーメッドを捕らえる。
 父親が起動装置を運ぶ場所(ファイエドのいる場所)を突きとめ急襲するが……。

 この様な5つのプロットで進行していく『24』。
 特徴はすべてのプロットに障害・問題があることだ。

・追跡してファイエドを捕らえなくてはならないジャック。
・カーティスとアサドの対立。
・カレンとトムの対立。
・CTUの分析官どうしの対立。
・サンドラとFBIの対立。
・負傷して自分で起動装置を運ぶことができないアーメッド。

 障害・問題が盛りだくさん。
 そしてこれらが作品をハラハラドキドキにさせる。
 日本のアクション物は障害や対立が少ないからイマイチ。

 さて今回のラストは、ジャックによるカーチスの射殺。(アサドを殺そうとしたため)。吐いてしまうジャック。
 これだけでもショッキングだが、さらに。
 スーツケース核爆弾がわずかの時間差で起動・爆発するのだ。
 おまけに『5人の客』がアメリカに入ったらしい。
 客とはスーツケース核爆弾のこと。
 まだ4つ、核爆弾が遺されているのだ。


コメント (2)
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