前出:小谷さんの'Rhapsody in "Blues"'
例によって、打ち合わせもリハもなしで、ピアノの前に座ってから、相方の磯部さんに
譜面を手渡します。
「ここんところから4beatでさ・・・」と、二言三言。自分のアレンジを加えている場合でも、
エムズご出演のミュージシャンはほとんどこのスタイル。
最初の小谷さんのソロ部分をうなずきながら聴いていた磯部さん、おもむろに慎重にベース音を
加えて行って、途中の変化から衝撃的な?ポーズ(休止)のあるエンディングまで、
オリジナルのオーケストラ演奏とは全くイメージの違うアレンジに、過不足なく参加&フォロー・・・・
いつも聴いているいろいろな方の演奏が、だいたいそうなので、特に緊張もせずウケていたのですが・・・

終わって立ち上がった小谷さん、少々失笑気味に
「イヤ、さっき彼に渡した譜面はね、普通のCメロ譜(つまり、1コーラス分のメロディーとコードが
書いてあるだけのもの)だったんですよ。それを、練習もしないできっちりこちらに付いてきて、
見てきたようなウソ、じゃないけど
、まるで何度も合わせているかのように弾いてくれるって・・・
まあ、それが僕らのやっているスタイルなんですけど、あらためて良くヤルなあっていうか、
スゴイと思いますよね
」
う~~ん,自分たちでも感心してる。
恐るべし!
良く「ライブを聴くのは初めてで、ジャズってよくわからないんですけど、全部アドリブ(即興)
なんですか?
」と、漠然としたご質問があります。そう、確かに、曲の中でソロの部分を、
小節数とリズムとテンポとコードという約束の枠の中で自由に演奏することがアドリブの基本なのですが、
そもそもお互いに知っている曲でも「今日はどんなふうにやろうか?」と、会話したり、
しなくてもイントロを出した人の雰囲気(その日の気分とか体調とか)を察知して
「おっ!今日はこんな感じかな」と共演者が呼応する・・・この流れのすべてが、即興と言えば
即興、ライブで演奏することそのものが、アドリブと言えるのではないか、と日々思うわけです。

例によって、打ち合わせもリハもなしで、ピアノの前に座ってから、相方の磯部さんに
譜面を手渡します。
「ここんところから4beatでさ・・・」と、二言三言。自分のアレンジを加えている場合でも、
エムズご出演のミュージシャンはほとんどこのスタイル。

最初の小谷さんのソロ部分をうなずきながら聴いていた磯部さん、おもむろに慎重にベース音を
加えて行って、途中の変化から衝撃的な?ポーズ(休止)のあるエンディングまで、
オリジナルのオーケストラ演奏とは全くイメージの違うアレンジに、過不足なく参加&フォロー・・・・
いつも聴いているいろいろな方の演奏が、だいたいそうなので、特に緊張もせずウケていたのですが・・・


終わって立ち上がった小谷さん、少々失笑気味に
「イヤ、さっき彼に渡した譜面はね、普通のCメロ譜(つまり、1コーラス分のメロディーとコードが
書いてあるだけのもの)だったんですよ。それを、練習もしないできっちりこちらに付いてきて、
見てきたようなウソ、じゃないけど

まあ、それが僕らのやっているスタイルなんですけど、あらためて良くヤルなあっていうか、
スゴイと思いますよね

う~~ん,自分たちでも感心してる。


良く「ライブを聴くのは初めてで、ジャズってよくわからないんですけど、全部アドリブ(即興)
なんですか?

小節数とリズムとテンポとコードという約束の枠の中で自由に演奏することがアドリブの基本なのですが、
そもそもお互いに知っている曲でも「今日はどんなふうにやろうか?」と、会話したり、
しなくてもイントロを出した人の雰囲気(その日の気分とか体調とか)を察知して
「おっ!今日はこんな感じかな」と共演者が呼応する・・・この流れのすべてが、即興と言えば
即興、ライブで演奏することそのものが、アドリブと言えるのではないか、と日々思うわけです。
